IBMとコグノス、SOA分野での提携を強化
米国IBMとカナダのコグノスは3月7日、SOA(サービス指向アーキテクチャ)分野での提携関係を強化すると発表した。両社はこれまで築いてきたパートナーシップを強化し、開発・販売・マーケティングを世界規模で展開していくとしている。
コグノスのIBMアライアンス担当シニア・ディレクター、ルパート・ボナム・カーター氏は、IBMのミドルウェアとコグノスのビジネス・インテリジェンス(BI)ソフトウェアを統合する作業を続けていくと語り、提携関係はすべての地域とIBMのブランドをカバーし、業界横断的なものになると強調した。
その一方で、同氏は、特定産業向けの製品統合にも着手するとも述べ、特に関心のある業界分野として、保険、公共、金融サービス、銀行、製造を挙げた。
米国AMRリサーチのアナリスト、ジョン・ハガーティ氏は、IBMはこうした緊密な提携をきわめて少数のISV(独立系ソフトウェア・ベンダー)としか結んでいないことから、今回の提携強化はコグノスの収益増につながる可能性が高いと見ている。
ちなみに、コグノスのCEO、ロブ・アッシュ氏は、直近の2006年度第3四半期決算(2005年9〜11月期)で業績が伸び悩んだ一因として、各種の分析/報告ツールを1つに統合した製品として昨年末に投入した「Cognos 8」への移行が順調に進んでいないことを挙げている。なお、同社は3月30日に2006年度第4四半期と2006年度通期(2月末締め)の業績を発表する予定だ。
(IDG News Service ボストン支局)
























