インテルが「SSD 320」のバグを確認、修正ファームウェアを準備中
電源遮断でクラッシュし、データを失うおそれがあるとのこと
米国Intelは7月24日、同社のSSD「Intel Solid-State Drive(SSD)320」がバグのためにクラッシュする可能性があることを認め、この問題を解決するファームウェアの更新版を準備していることを明らかにした。
Intelによると、SSD 320は電源遮断によってクラッシュし、データを失う可能性があり、その際にシステムを再起動すると、システムBIOSはSSDのストレージ容量を「8MB」しか認識しないという。Intelは2週間前、このエラーはバグに起因する可能性があり、調査を行っていると述べていた。
Intelの広報担当者は、電子メールの声明で次のように述べている。「Intelは、過酷なテストによって『Bad Context 13x Error』を再現した。このエラーはファームウェアの更新で解決することができ、Intelはファームウェアの更新版を検証中だ」
この声明は、SSD 320が電源問題でクラッシュすることについてユーザーから不満が寄せられていたIntelのフォーラムにも掲載された。これを受けて、このフォーラムではユーザーから「Intelが問題を特定したことで安心した」との声も出たが、「新しいファームウェアが公開されるまで、SSD 320の導入は見合わせる」と書き込んだ投稿者もいた。
Intelは、バグの影響を受ける製品は少数に限られるとして、SSD 320の販売は継続すると表明している。また、最新ファームウェアの公開前に、バグが原因で問題に見舞われた場合は、顧客サービス窓口に連絡してほしいとユーザーに呼びかけている。同社の顧客サービス担当者は今月、エラーが発生したドライブは交換されると話している。
Intelはユーザーに、データを定期的にバックアップすること、標準的な手続きでシャットダウンすること、電源の入ったコンピュータからSSDをなるべく外さないことを勧めている。
SSD 320は今年の3月にリリースされ、好評を得ていた。PCと米国AppleのMacコンピュータで使われており、容量は40GB~600GBとなっている。
IntelのSSDは、過去にもクラッシュ問題が発生したことがある。同社は2009年、消費者向けSSD「X25-M」のファームウェアの更新版を公開し、翌日に配布を中止した。このソフトウェアが同SSDをクラッシュさせるという苦情がユーザーから寄せられたためだ。
(Agam Shah/IDG News Serviceニューヨーク支局)



























