アバイア、ノーテルのエンタープライズ事業を4億7,500万ドルで買収へ
その他事業の売却については未定米国AvayaとカナダのNortel Networksは7月20日、AvayaがNortelのエンタープライズ・ソリューションズ事業を4億7,500万ドルで買収することに合意したと発表した。
AvayaがNortelを買収するといううわさは今年6月から聞かれていたが、予想された通りの展開となった。合意には、Nortelが世界各国で展開しているEnterprise Solutions事業のほぼすべての資産とNortel Government Solutionsをはじめ、ソフトフォン・ベンダーである米国DiamondWareの株式をAvayaに譲渡するという条件が盛り込まれている。
NortelのCEO、マイク・ザフィロフスキー(Mike Zafirovski)氏は声明のなかで、「事業を売却することで、技術革新の基盤や顧客との関係、(Nortel社員の)雇用を最大限に維持しながら、企業としての価値を大きく高められると判断した。(中略)われわれは再建に向け最良の方針を選択しており、他の事業についても、関心を持つ企業との間で交渉を進めている」と述べている。
またザフィロフスキー氏は、「多くの顧客が、Nortelの従業員と技術プラットフォームに高い価値があると認めている。今回の買収合意は、われわれがこれまでに行ってきた投資の価値を示すものだ」とも語っている。
一方、Avayaの社長兼CEOであるケビン・ケネディ(Kevin Kennedy)氏は、「ノーテルのエンタープライズ・ソリューションズ事業が加わることにより、アバイアはグローバルな展開を加速し、チャネルパートナーのネットワークを拡大すると同時に、製品とサービスのポートフォリオをグローバルで強化できる」と述べている。
また今回の発表を受け、世界各地のNortelユーザー企業4,000社以上が参加するInternational Nortel Networks Users Association(INNUA)は、「今回の買収により、本来のソリューション事業にエネルギーとリソースを集中させることが可能になった。また、組織構造に対する懸念も払拭されると確信している」との声明を発表した。
INNUA事務局長のビクター・ボナート(Victor Bohnert)氏は、「これでNortelの歴史は終わった。できるだけ早い段階でAvayaとの協力関係を構築し、われわれの声をAvayaに届けたいと考えている」と語っている。
今回の買収は入札形式で行われ、デラウェア地区アメリカ倒産裁判所およびオンタリオ州高等裁判所による承認が必要とされている。今後は入札手続き承認のための公聴会が2週間以内に開催され、入札手続き終了後に、米国とカナダの裁判所の最終的な承認を経て売却手続きが完了する。
(Jim Duffy/Network World米国版、Computerworld.jp)



























