脱獄した“コロラドのスパム王”、銃で自殺
脱獄から4日後、妻と3歳の娘を道連れペニー株(投機的な低位株)を推奨するスパム・メールの大量送信行為で有罪判決を受けたエディ・デビッドソン(Eddie Davidson)被告が、自宅のあるコロラド州ベネットで銃で自殺した。死ぬ前に妻と3歳の娘を殺害したもよう。米国司法省が7月24日に明らかにした。
Davidson被告は7月20日、コロラド州フローレンスにある連邦軽警備刑務所(Federal Minimum-Security Prison Camp)から脱走した。同被告は2007年末にスパム送信罪の刑事責任を認め、21カ月の刑期で服役中だった(関連記事)。
地元の報道によると、10代の少女も同被告に撃たれたが、命に別状はない。当局は現場でもう1人の無傷の未成年者も発見した。
Davidson被告の妻は、被告が20日にフローレンス刑務所(コロラドスプリングズから南に約72km)から脱走した際に車に同乗していた。司法省によると、被告の姿が最後に目撃されたのは、衣類の替えと現金を入手した同州レイクウッドだった。
「コロラドのスパム王」と呼ばれたDavidson被告は、2003年から2006年にかけてスパム行為を繰り返し、何百万ドルも稼いだとされている。メールの送信ヘッダを細工し、米国AOLなど実在の企業から送信されたようにメッセージを偽装して、何十万ものメール・アドレスに送信していた。
裁判所の書類によると、同被告はヒューストンのある無名企業からの依頼で、こうしたメッセージを送信していた。Advanced Power Line Technologiesなど約19社のペニー株の取り引きを推奨するよう同社から頼まれ、推奨した株の取引数に応じて手数料を受け取っていた。このヒューストンの企業はDavidson被告に約140万ドルを支払っている。
また、2003年から2006年にかけて、同被告の銀行口座には総額で約350万ドルが預け入れられたという。
(Robert McMillan/IDG News Serviceサンフランシスコ支局)
























