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セキュリティ・マネジメント

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VoIP暗号化「Cellcrypt Mobile」がアップグレード、新たにWindows Mobile携帯に対応

将来は「BlackBerry」もサポートへ
(2008年12月01日)

 英国Cellcryptは先ごろ、携帯電話向けVoIP通話セキュリティ・ソフトウェア「Cellcrypt Mobile」の新版をリリースし、Windows Mobile搭載機器に初めて対応した。

 Cellcryptが今年初めにリリースした「Cellcrypt Mobile」は、バージョン4.0へのアップグレードを機にサポート対象を広げた。従来はNokiaの「Symbian 9.1」機器をサポートしてきたが、今回の新版でWindows Mobileに対応している。同社では、将来のバージョンで「BlackBerry」もサポートするとしている。

 「コンピュータ上の重要なデータを保護するのと同様、音声通話の暗号化も当たり前のことだ。だが実際は、音声通話のセキュリティ対策は甘い」と、Cellcryptのローリ・モンロイ(Lauri Monroy)氏は、盗聴されやすい音声通話の現状を指摘する。

 Cellcrypt MobileをインストールしたWindows Mobile搭載携帯電話のユーザーは、通話する前に特別なアプリケーションを起動する。このとき、通話相手が同じアプリケーションをインストールしていれば、エンド・ツー・エンドの暗号化機能を利用できるようになる。

 通話はRSA 2048ビットまたはAES 256ビット暗号によって暗号化され、PC上でVoIPクライアントを利用して通話したときと同じセキュリティ標準で盗聴から守られる。Cellcryptによると、GSM、3G、GPRS、Wi-Fiのどの通信チャネルが利用されても、セキュリティのレベルは同じだという。

 「Cellcrypt Mobileを利用すれば、通話の環境がモバイルかオフィスか、国内か海外か、通話相手が社内の他部門か、あるいは提携他社やサプライヤー、友人かなどに関係なく、通話はすべてエンド・ツー・エンドで保護される」(モンロイ氏)

 Cellcrypt Mobileのライセンス料は、ユーザーが1人の場合は695ポンドとなっている(1つの通話にライセンスは2件必要)。ユーザーが増えるとライセンス料は下がるという仕組みだ。

 Cellcryptは、Cellcrypt Mobileの中核的な市場を政府機関と考えており、米国商務省標準技術局(NIST)による「FIPS 140-2」認証を取得できるよう申請している。FIPS 140-2認証は、政府機関(特に米国の政府機関)セクターで、契約を獲得するのに必要な認証である。


Cellcrypt Mobileのソリューション・アーキテクチャ(出典:Cellcrypt

(John E. Dunn/Techworld.com)

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