クライアント管理にサーバはいらない──パンダセキュリティの“Secuiry”aaSとは
インターネットを介した強力なセキュリティ管理機能を提供スペインのセキュリティ専門ベンダーであるPanda Securityおよび同社の日本法人であるPS Japanは、最近注目されている“Security” as a Serviceとして「Panda Managed Office Protection(MOP)」を提供している。MOPは、クライアント・セキュリティ対策とその管理機能をサービスとして提供するもので、管理サーバなどを必要とせずに高度なクライアント・セキュリティ・マネジメントを実現できる。Panda SecurityのCEOであるJuan Santana氏に、同社の製品やサービスについて話を聞いた。
Computerworld.jp
──Panda Securityについて
Panda Securityは、スペインのセキュリティ専門ベンダーとして、世界56カ国にローカル・オフィスを持ち、200カ国以上のユーザーにウイルス対策ソフトウェアやゲートウェイ・セキュリティ・アプライアンス、セキュリティ・マネジメント・サービスなどのソリューションを提供している。
当社では、早いうちから「Collective Intelligence(集合知)」を活用し、「Automation(自動化)」を実現するセキュリティ対策の開発に取り組んできた。すべての技術が自社開発であるという点も特徴だ。
当社の研究機関であるPandaLabsには、毎日2万5,000個もの新しいマルウェアが届けられるが、この99%はクラウド上で自動的に分析される。それはつまり、マルウェアをすばやく解析して対策を開発できるということだ。またそれらの結果は、マルウェア・データベースとしてクラウドに蓄積される。だからこそ、既存の脅威や未知の脅威に対して、強力な対策を迅速に提供できるのだ。
──クラウド・コンピューティングによるユーザーのメリットとは
従来型のウイルス対策ソフトウェアは、毎日ダウンロードされる定義ファイルを基に、パターン・マッチングによってマルウェアを検知していた。そのため、ユーザーのリソースを少なからず消費しているという問題があった。Panda Secuirtyのクラウドベースの対策の場合、アップデートはクラウド側で15〜30分という短時間で行われる。検査はクラウド上で行われるため、クライアントの負荷も最小限で済む。
さらに大きなメリットは、前述した「Collective Intelligence」のパワーを享受できるという点だ。当社のクライアント・ソフトウェアをセンサーとするコミュニティからマルウェア情報を収集し、リアルタイムにクラウドへ送って自動的に分析が行われる。こうして集められたマルウェア/グッドウェアの情報は、そのままクライアントへフィードバックされる。そのためユーザーは、迅速で精度の高い検知システムを余すところなく利用できるのだ。
──Panda Managed Office Protection(MOP)とはどのようなソリューションか
MOPは、クライアントのセキュリティ対策に必要な機能をSaaSとして提供するサービスだ。セキュリティ機能としては、アンチ・マルウェアとコンテンツ保護(ファイル、電子メール、Web、インスタント・メッセージングなど)、およびゲートウェイ・セキュリティ(ファイアウォール、フィルタリング、IPSなど)が利用できる。
いちばんの特徴は、これらの管理をインターネット上で行えることだ。一般的なクライアント管理製品の場合、支店やモバイルPCなどを管理対象とするためには、VPNなどの手法でLANに接続させる必要があった。MOPの場合、本社や支社、出張先のホテル、空港、カフェなど、どこからアクセスしていようと、インターネットに接続されてさえすれば、すべて当社のデータセンターから統合的に管理することができる。管理者にとってもこれは同様で、インターネットさえあれば管理できる。
MOPは、管理サーバやそのライセンスを必要としないため、管理コストを大幅に削減する効果が得られる。3拠点50ライセンスというある典型的な事例では、約60%のコスト削減に成功した。専任の管理者を置く必要はなく、また管理者のトレーニングの必要もないという点で、人的コストの削減効果もかなり高くなるはずだ。
なお現在Panda Secuirtyでは、MOPのフル機能を試せる「90日間無料トライアル」キャンペーンを実施している(製品紹介サイト)。ぜひ試してみていただきたい。
























