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マイクロソフト、ダウンロード時のWindows不正コピー・チェックを拡大

(2005年04月01日)

 不正コピー対策を拡充する動きとして、米国マイクロソフトは、Windowsに各国語をサポートする追加モジュール(アドオン)をダウンロードする人すべてに、正規版のWindowsを使用しているかどうかの事前チェックを義務付けることにした。

 マイクロソフトは現在、Windows XPのバージョンを24言語で提供しており、さらに20の言語を、一連の「Windows XP Language Interface Pack」と呼ばれる無償提供のOSアドオン・ソフトウェアでサポートしている。これらのアドオンは、Windows XPのユーザ・インタフェースの完全な翻訳は提供しないが、その一般的な機能の多くをカバーしている。

 今後数カ月、マイクロソフトはこれらのアドオンをダウンロードしようとする人に、使用中のWindowsコピーが本物であるかどうかの事前チェックを義務付け、不正コピーされたWindowsを使用している場合にはアクセスをブロックする、と同社は声明で述べた。それが適用されるアドオンの第一号は、3月30日に提供が開始されたベトナム語の言語インタフェース・パック。

 また、今年(2005年)中旬には、Windows XPとWindows 2000のユーザーのすべてに対して、Download CenterまたはWindows Updateサイトからソフトウェア(セキュリティ修正プログラムは除く)をダウンロードする前に、事前にWindowsの正規版を使用しているかどうかの確認を義務付ける、とマイクロソフトは以前から表明している。

 マイクロソフトは昨年9月から、「Windows Genuine Advantage」という不正コピー・ブロック機能を同社のDownload Center(ダウンロード・センター)のWebサイトでテストしてきた。同社によると、これまでにそのテストに参加したユーザーは500万人以上にのぼっている。

 Windows Genuine Advantageによる不正コピー・チェックは、一部の言語版のWindowsから始めて、徐々に拡大されてきた。現在、ノルウェー語版、チェコ語版、簡体字中国語版のWindowsを使用しているユーザーが、Download Centerサイトにアクセスする際に、そのWindowsが正規版かどうかの検証を求められるようになっている。

 Windows Genuine Advantageのチェック・メカニズムは匿名方式で、マイクロソフト側の「Windows Product Activation(プロダクト・アクティベーション)」サービスとユーザーのクライアント・マシン側のActiveXコントロールによって行われる。ユーザーはActiveXコントロールをインストールし、Windowsのプロダクト・キーを入力しなければならない。

 マイクロソフトは多角的攻撃でソフトウェア不法コピーを減らそうとしており、たとえば海賊版が蔓延している一部のアジア諸国でWindowsの廉価版を販売するとともに、警察当局と連携して海賊版の製造業者や販売業者の摘発につとめている。

(As reported by Joris Evers, IDG News Service 2005/03/31)

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