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【緊急βレビュー】

Microsoft Security Essentialsベータ版の使い勝手をチェック!

“だれでも使える”アンチウイルス・ソフトウェアなのはまちがいなし
(2009年06月25日)

Microsoft Security Essentialsのダウンロード・ページ。6/25時点ではベータ・ユーザーの募集を締め切っていた

 米国Microsoftは6月23日、Windows XP/7に対応する無料アンチウイルス・ソフトウェア「Microsoft Security Essentials」の限定ベータ版をリリースした。従来のセキュリティ・サービスWindows Live OneCareに代わる製品で、コンシューマ・ユーザーの基本的なセキュリティ・ニーズに対応し、だれもが使いやすいインタフェースが目標とされた。

 早速、筆者がダウンロードして体験してみた感想を幾つか紹介しよう。

 Security Essentialsは、PC初心者でも使いやすい設計になっている。初めて起動すると、最新のウイルス定義ファイルをダウンロードし、システムのスキャンを実行する。またインストール後は、Windows Updateから毎日最新のウイルス定義ファイルを自動的にダウンロードするようになっている。


メイン画面は、ホーム、アップデート、履歴、設定という4つのタブにまとめられている

 Security Essentialsのインタフェースは、明快で簡潔な設計になっている。ウィンドウのトップには、コンピュータの保護状態(保護されている、一部保護されている、保護されていない)が表示され、ほかの機能は、ホーム(設定の概要が表示され、「今すぐスキャンする」ボタンがある)、アップデート(ウイルス定義ファイルを手動でアップデートすることが可能)、履歴(システムから削除されたすべてのマルウェアのログ)、設定という4つのタブにまとめられている。

 通常は、ホーム・タブをチェックするだけで事足りるようになっており、この点は「一度設定すれば、あとは忘れても構わない」という説明書の文言どおりだ。デフォルト設定は、ほとんどのユーザーに適合するものだが、リムーバブル・ドライブやシステムをスキャンする前にアップデートをチェックするなどといった、ユーザー側で選べる部分がもう少しあっても良かったのではないかと思われる。


設定タブで検査のスケジューリングなどが行える

 設定に関しては、少しわかりにくい部分もあった。設定タブの「デフォルト・アクション」では、すべてのオプションがデフォルトで「Microsoft Security Essentialsが推奨するアクション」に設定されているが、推奨するアクションが何なのか明記されていない。このため、「推奨するアクション」が何なのか、ヘルプを探し回らなければならなかった。

 また、Windows Updateを使って自動的にウイルス定義ファイルをインストールする機能についての説明がないため、最初はまごついてしまった。つまり、新しいウイルス定義ファイルを手作業でインストールしなければならないのかと勘違いしかねないということだ。この問題は、アップデート・タブのところに簡単な注意書きを書き加えるだけで解決できるはずだ。

 Security Essentialsにより、MicrosoftがPCセキュリティ製品市場で一定の地歩を獲得できるかどうかは、正直予想できない。ただ、この製品が使いやすいアンチウイルス・アプリケーションであり、多くのユーザーが求める基本的な機能をカバーしていることは確かだ。正式出荷版のリリースが間近になれば、より詳細な情報(マルウェア検知/削除テストの結果など)が明らかにされていくだろう。PC World米国版のSecurity Topic CenterやComputerworld.jpのセキュリティ・マネジメントなどでも、最新のニュースや製品情報をお届けする予定だ。

(Nick Mediati/PC World米国版)

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