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「Microsoft Security Essentials」のダウンロードが1週間で150万回を突破

翌週には260万ダウンロード。マイクロソフトは「おどろくべき反応」と驚嘆
(2009年10月19日)

 米国Microsoftによると、同社の無料ウイルス対策ソフト「Security Essentials」のダウンロード数がリリース後1週間で150万回を超えたという。


「Microsoft Security Essentials」によるウイルス駆除の様子(この画面では、テスト用の害のないEICARウイルスを使用)

 Security Essentialsは、毎年40ドルから50ドルを支払ってウイルス対策ソフトを購入することに否定的なWindowsユーザーを対象に、基本的なウイルス対策機能を提供するソフトウェアだ。

 同社が10月15日のブログ・エントリで明らかにしたところによると、9月29日のリリースから10月6日までの1週間で、このソフトウェアのダウンロード数が150万回を超えたという。また、同社は、リリース後2週間でダウンロード回数が260万回に達したことも明らかにし、「おどろくべき反応」であるとしている。

 Security Essentialsは、10月22日から一般向けに出荷されるWindows 7のユーザーから特に高い支持を得ているという。Microsoftによると、Security Essentialsユーザーのうち、Windows 7を使っているのは44%、XPを使っているのは33%、Vistaを使っているのは23%だという。

 Security Essentialsは、リリース後1週間で50万台を超えるマシンで400万件ものマルウェアを検知しており、このうちの52%がXPマシンだという。XPの次に多いのがVistaマシンで32%、Windows 7マシンは16%だ。同社はこの数字について、「新しいOSやサービス・パックのほうが検知されるマルウェアが少ないというこれまでに見られた傾向と合致する」と述べている。

 マルウェアが多く見つかっている地域のトップ3は、米国、中国、ブラジルで、米国での検知件数は、全体の4分の1を超えているという。

 しかし、脅威の性質は国によって若干異なっているようだ。Microsoftは、「米国ではトロイの木馬型プログラムが最も多いが、中国では潜在的な脅威に分類されるソフトウェアが多く、ブラジルはワーム(とりわけConficker)の活動が活発だ。中国では、エクスプロイト・コードも多く見つかっており、最新のセキュリティ・アップデートを導入していないPCが数多く存在する可能性をうかがわせる」と分析している。

 Security Essentialsは、世界19カ国で出荷されている。ウイルス対策ソフトのベンダーは、Microsoftが無料で提供しているこのソフトの効果に懐疑的だが、ユーザーからはサイズが比較的小さいわりに有効に機能しているとして好意的に受け止められている。Security Essentialsと直接競合している製品は、AVGが無料で提供しているウイルス対策ソフトだ。このソフトは、現在およそ8,500万人のユーザーを擁している。

(Robert McMillan/IDG News Service サンフランシスコ支局)

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