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【フリーソフト&サービスレビュー】

盗まれたPCを追跡する「Prey」

紛失・盗難先からPCの使用状況レポートを送信
(2010年01月05日)

ノートPCを盗まれたり、どこかに置き忘れてしまったとき、現在の状態を知ることができれば取り戻すための手掛かりになるかもしれない。今回は、紛失したPCの追跡を実現するオープンソース・ソフトウェア「Prey」とそれに付随したWebサービスを紹介する。

Preyとは

 Preyは、紛失したPCがインターネットに接続された際に、そのときのIPアドレスや起動しているソフトウェア、画面のスクリーン・ショット、Webカメラによる映像などを自動で収集してレポートしてくれるソフトウェアである。PreyプロジェクトによるWebサービスと連携して利用する方法と、Webサーバおよびメールと連携させて利用する方法が用意されている。

 PreyがインストールされたPCは、インターネットに接続している間に定期的にPreyのWebサービスあるいは指定したWebサーバのURLにアクセスする。もし、そこに“盗まれた”というマークが付けられていたら、そのPCの情報を収集して送信する。同時に、警告のダイアログを表示するなどの機能もある。またインターネットにつながっていない場合でも、近くにオープンな無線LANスポットがあれば、それを利用して接続を試みることもできる。

 PCの(本来の)持ち主は、それらの情報を元にして自分のPCがどこでどのように使われているのかを調べることができるかもしれない。スクリーン・ショットからは、盗んだ犯人や拾った人がアクセスしたサイトなどがわかるだろうし、Webカメラの付いたPCであれば自動的に写真を撮影してくれるため、利用者の顔を知ることもできるだろう。

 使う機会が無いことに越したことはないが、万が一のときに役立つかもしれないソフトウェアである。

Preyをインストールする

 では、Preyをインストールしてみよう。PreyはPreyプロジェクトのWebサイトよりダンロードすることができる。Windows版のほか、Linux版とMacOS版が用意されている。今回はWindows版を利用する。

 Windows版はインストーラ付きの実行ファイルで提供されているので、ダウンロードしたファイルを実行し、指示に従ってインストールすればよい。最後に表示される画面1でチェックを入れておけば、インストール後に設定のためのダイアログが起動する(画面2)。

画面1:インストール後すぐに設定ができる。後から設定を変更する場合にはスタートメニューから[Configure Prey]を起動する
画面2:Preyの設定画面

 前述のように、PreyにはPreyプロジェクトが提供するWebサービスと連携して利用するHTTPモードと、Webサーバとメールを使うスタンドアロン・モードがある。最初にHTTPモードの使い方から説明する。

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