シスコ製品のSSL VPN機能とIE 8との互換性問題が明らかに
該当製品はセキュリティ・アプライアンス「ASA」。今年3月以降に対応の見通し米国Cisco Systemsのセキュリティ・アプライアンス「Cisco ASA」がInternet Explorer(IE)8をサポートするのは、今年3月以降になる見通しだ。それまでASAユーザーは、SSL VPNでアクセス可能なアプリケーションが限定されることになる。
この互換性問題の原因となっているのは、Smart Tunnelsと呼ばれる機能である。現在のところ、IE 8では同機能を使うことができない。WebブラウザにダウンロードしたJavaアプレットあるいはActiveXコントロールからVPN接続を行うというもので、SSL VPN接続でTCPベースのアプリケーションをサポートすることが可能になる。
Ciscoは、IE 8とASA Smart Tunnelsを使う必要のあるユーザーに対し、今後リリースされるASAソフトのベータ版を入手できると説明している。しかし、同社の社内でやりとりされた電子メールによると、このベータ版は「役に立つ場合もあるし、立たない場合もある」という。
ある企業では、社員がIE 8搭載の新しいPCを使ってVPNにアクセスするようになったことで、この問題が明らかになった。同社の従業員が、IE 8搭載のPC上でVPNポータルのデスクトップ・アイコンをクリックしたが、「ページを表示できない」というメッセージが出るだけで、ASAにはまったくアクセスできなかったという。
Ciscoは、主要なWebブラウザやOSがアップデートされる時期に合わせてソフトウェアのメジャー・アップデートを実施するようにしているという。だが、IE 8は、同社が予定している次のメジャー・アップグレードのかなり前に登場している。同社では、今後ソフトウェアの変更が必要になった場合、メンテナンス・リリースのなかでアップグレードを行うと説明している。
(Tim Greene/Network World米国版)



























