スペクターソフト、「米国におけるスマートフォンのセキュリティ事情」をテーマにしたセミナーを実施
同時にモバイル端末の利用状況をモニタリングできるソフトウェア「スペクタープロ for Android via メール」を紹介
ラリー・トンプソン(Larry P.Thompson)氏
米国Spectorsoftは10月27日、スマートフォン&モバイルEXPOにて「米国のスマホセキュリティ事情」と題したセミナーを実施。米国におけるスマートフォンのセキュリティ上の課題について調査結果を発表するとともに、M&A対策や子供のスマートフォン利用監視にも活用できる「スペクタープロ for Android via メール」の機能紹介も行った。
現在、全世界で53億人の携帯電話ユーザーが存在している。この数は「全世界人口の77%に達する」とSpectorsoftのCFOであるラリー・トンプソン(Larry P.Thompson)氏は語る。このうち2009年には、5億人がモバイルからインターネット・アクセスを行ったという。こうした流れを受け、トンプソン氏は「近い将来、モバイルによるインターネット利用の数はPCを超える」と語った。
モバイルの利用者が増える一方で、新たな課題も生まれている。トンプソン氏は、米国1,000人の“親”を対象としたモバイルのセキュリティに対する調査の結果を紹介した。これによると不適切なメッセージ、または写真を受け取る“sexting”の被害を受けたユーザーが20%以上、インターネットを使った“サイバーいじめ”の被害を受けたユーザーは17%だったという。
また、子供のSMSメッセージの利用量に関して不安を感じているとした回答者は33%、Facebookなどソーシャル・ネットワークの利用に関して不安を感じているとした回答者も26%に上った。企業ユースでは、スマートフォンを通した社内の機密情報の漏えい、また不適切なスマートフォン利用などが課題として挙がるという。
トンプソン氏は、「スマートフォンに関連する多くの課題を、スペクタープロ for Android via メールで解決できる」と語る。管理者がAndroid端末に同製品をインストールし送信先となるEメールアドレスを設定すると、モバイル端末のショートメッセージ送受信、通話、Webサイト閲覧、位置情報の履歴情報がメールで送信される。時間指定、行動指定など詳細に履歴情報の取得タイミングの設定も可能。また、端末利用者がカメラ機能を使って写真撮影すると、撮影された画像のサムネールが管理者へ送信される機能も搭載している。
そのほか、2011年11月には新機能「Geofencing」を加えるとトンプソン氏は発表した。同機能は、端末が指定地域へ立ち入るまたは離れた際に管理者へメールで知らせる機能。地域の指定は地図から囲い(Fence)をドラッグ&ドロップで指定する方法のほか、住所からサークルを作成、サークルから何メートル、また何キロメートル離れたら通知、という設定もできるという。
この機能により、「日中の営業の行動を把握することができる」とトンプソン氏は語る。米国では同機能のベータ版が配布されており、子供が学校や自宅へ到着したことを把握するために親が利用するなど当初は想定していなかった利用方法も見られるという。
同製品は日本ではAOSテクノロジーズが代理店として販売しており、同社のサイトでダウンロード販売をしている。価格は1年間ライセンス版で6,510円(税込)。2011年10月31日まで半額キャンペーンも実施している。現在はAndroidのみに対応しているが、2012年の第一四半期中にスペクタープロ for Android via メールの新機能「Geofencing」のみをiOS対応アプリとして提供する予定。
(Computerworld.jp)
























