シマンテック、フィルタリング機能を強化したメール・セキュリティ・アプライアンスの新製品を発表
シマンテックは11月21日、メール・セキュリティ・アプライアンス「Symantec Mail Security 8300」シリーズの新製品を発表した。今回発表されたのは、「Symantec Mail Security 8360」「同 8380」の2製品。
8360は146GBのハードディスクを2個搭載した1Uモデル、8380は146GBのハードディスクを6個搭載した2Uモデルとなっている。シマンテックのプロダクトマーケティング部リージョナル・プロダクト・マーケティング・マネージャを務める今村康弘氏は、現行の8300シリーズ製品に対する両製品の特徴として、CPUがシングルからデュアルになった点、メモリが2GBから4GBになった点を挙げた。
8360/8380はハードウェアの性能向上と同時に、さまざまな新機能が追加されている。例えば、コンテンツ・フィルタリング・エンジンでは、フィルタリング・リストが増え、「従来製品では不可能だった添付ファイルのスキャニングまで行えるようになったと今村氏。加えて、350種類以上の偽装された添付ファイル(True file type)を検知することも可能だ。また、欧米の法規制に準じたポリシー・テンプレート、辞書、パターンのセット「Premium Content Control」を用いることで、コンプライアンスのベスト・プラクティスを容易に実施できる。金融商品取引法への対応はこれから行われる予定だという。
また、米国シマンテックのソリューションマーケティング ディレクター、香川悦子氏からは、同社が推進するメッセージング管理ソリューション「Symantec Enterprise Messaging Management」のビジョンと動向について説明がなされた。
香川氏は、「Enterprise Messaging Managementでは、電子メール・セキュリティとアーカイビングの統合を目指している」として、シマンテックは、これらの実現に向けてメール・セキュリティ製品とアーカイビング製品の統合を図っていくと語った。その第一歩として、8300シリーズではコンテンツ管理の強化が図られたという。今後は、8300シリーズのコンテンツ管理とアーカイビング・ソフトウェア「Symantec Enterprise Vault」の分類のポリシーを統一していくとのことだ。
同日、シマンテックは日商エレクトロニクスと提携を強化し、日商エレクトロニクスが国内で初めて8300シリーズとEnterprise VaultによるEnterprise Messaging Managementを提供開始したと発表した。メール・セキュリティ・アプライアンスは旧シマンテック製品、一方、メール・アーカイビング・ソフトウェアは旧ベリタス製品だった都合上、これまで両製品の販売代理店はバラバラだったという。
8360と8380の価格はオープンだが、日商エレクトロニクスの販売価格によると、8360(アプライアンス本体)は97万5,000円、8380(アプライアンス本体)は180万円で、AntispamとAntivirusのライセンスは別売となっている。
(今林敏子/Computerworld)



























