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グーグル、マルウェア対策ソフト企業のグリーンボーダーを買収

(2007年05月30日)

 米国グーグルがマルウェア対策ソフト企業の米国グリーンボーダー・テクノロジーズを買収した。グリーンボーダーは、信頼できないと判断したコードを仮想環境内に隔離して実行を阻止する製品を提供している。

 グーグルは今回の買収をまだ正式に発表していないが、すでにグリーンボーダーは自社サイトでグーグルに買収されたことを明らかにしている。同社はさらに、「既存ユーザーに対しては、サブスクリプション期間が終了するまで引き続きサポートを提供する」と同サイトで述べている。

 グリーンボーダーのマルウェア対策ソフトは、信頼できないと判断したコンテンツを仮想環境で実行し、ローカル・ホストやネットワークから切り離すのが特徴だ。これにより、Webブラウザなどでマルウェアが実行されるのを阻止する。

 信頼できないソースからユーザーのデスクトップに送られてくるコンテンツは、制御された仮想環境下で処理される。一方、Webブラウザやメール・ソフトなどのプログラムは、緑色のボーダーで囲まれた形で画面上に表示される。

 グリーンボーダーのマルウェア対策ソフトは、無償版に加え、企業ユーザー向けの有償版「GreenBorder Professional Edition」として提供されていた。この有償版プログラムは、マイクロソフトの「Internet Explorer」や「Outlook」以外のブラウザやメール・ソフトにも対応している。

 グリーンボーダーの社長兼CEOであるドリュー・ホフマン氏は、2005年にGreenBorder Professional Editionを発表した際、次のように語っていた。

 「インターネット上の脅威は刻々と変化しており、ユーザーがどういった攻撃を受けるかも予測がつかない。したがって、われわれの製品のような常時稼働型の先行的なアプローチのほうが、検出ベースの反応性のアプローチよりも効果的なはずだ」

(マット・ハインズ/InfoWorld オンライン米国版)

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