モバイル端末にとって最も深刻な脅威はFacebook
ソーシャル・ネットワークで詐欺にあったFacebookユーザーの4分の1がモバイル・デバイスを使用していたセキュリティ企業BitDefenderの最新調査によれば、モバイル・デバイスを汚染する最大の脅威は、そうした機器にターゲットをしぼったマルウェアではないという。「Facebook」をねらうマルウェアのほうが、モバイル・セキュリティにとってははるかに大きな問題だそうだ。
Facebookにアップされた悪質なリンクを介し、モバイル・デバイス間でソーシャル・ネットワーク上のスパム・リンクがまん延している。こうしたワームやマルウェアは特定のプラットフォームに依存していない場合が多く、PCを標的とするマルウェアとして広がりを見せている。
BitDefenderの関係者が調査報告に引用したGoogleの統計は、最近ソーシャル・ネットワークで詐欺にあったFacebookユーザーの4分の1近くが、モバイル・デバイス経由で被害を被ったことを示すものだった。事例としてあげられたあるURLは、学校を退学になった女子生徒のFacebookステータスへのリンクと称されていたという。このURLは実に2万8,672回もクリックされており、そのうち24%がモバイル・プラットフォームから閲覧された。PCからであれモバイル・デバイスからであれ、同リンクをクリックしたユーザーはFacebookワームをダウンロードしてしまい、アドワード・ベースの現金詐欺の被害者となった。
BitDefenderのThreat Intelligence Teamでリーダーを務めるジョージ・ペトレ(George Petre)氏は、「モバイル・プラットフォーム用に作られたマルウェアを探すことにのみ集中するデータ・セキュリティ研究者は、ソーシャル・ネットワークという同プラットフォームにとってきわめて危険な脅威の源を見落としてしまう」と警鐘を鳴らした。
(Joan Goodchild/CSO米国版)



























