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グリーンIT

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ゼロックス、企業の“グリーンIT度”を測定するツールを発表

温室効果ガス排出量や電力消費量をチェックし、コスト削減を支援
(2008年03月26日)

XeroxのWebサイトでは「Sustainability Calculator」の簡易版を公開している

 多くの企業はグリーンITに取り組む重要性を理解しているが、具体的に何をなすべきか頭を抱えている。そんな企業を対象に、米国Xeroxは3月25日、企業内で利用するOA機器が環境に与える影響を測定するツール「Sustainability Calculator」を発表した。

 Sustainability Calculatorは、企業内のプリンタやコピー機などのOA機器が排出する温室効果ガスや、使用する電力消費量、消費するトナー/インク・カートリッジなどの量を測定/分析するツールである。

 Xeroxは、「これらの数値を知ることで、企業は自社のグリーンITとコスト削減に取り組むことができる」としている。

 例えば、プリンタの場合、カラー/モノクロ印刷の使用頻度、使用カートリッジの種類、印刷速度、1カ月当たりの印刷ページ数などをSustainability Calculatorに入力すると、そのプリンタが排出する温室効果ガス量や消費電力量、大気/水質汚染への影響などが、棒グラフで表示される。企業はこれらのデータを基に、印刷用紙やインクの節約、電力管理など、コスト削減に取り組めるというわけだ。なおSustainability Calculatorは、Xerox以外の製品にも対応しているという。

 XeroxでCEOを務めるアン・マルケイ(Anne Mulcahy)氏は、「Sustainability Calculatorは、われわれのドキュメント管理ソリューションが環境に及ぼす影響を確認したいという顧客の要望に応えるために開発した」と語り、同ツールを2年前から開発していたことを明らかにした。

 「われわれは以前から温室効果ガス排出の抑制と、二酸化炭素排出量削減を目的とした社内アセスメント・ツールを提供していた。しかし顧客企業は、より信頼できる測定基準を示すツールを求めている。Sustainability Calculatorは、そうした顧客の要求を満たすことができるツールである」(Mulcahy氏)

 Xeroxによると、軍需メーカーの米国Northrop Grummanは、Sustainability Calculatorを導入した結果、ある事業部のプリンタとコピー機の台数を、2,000台から1,100台へと削減することに成功したという。その結果、年間の電力消費量は前年比27%、温室効果ガスは同26%、固形廃棄物は同33%も削減することに成功したという。

 Sustainability Calculatorは、同社のコンサルティング部門であるXerox Office Servicesを通じての提供となり、単体での販売は予定されていない。なお、Xeroxでは同社のWebサイトで、同ツールの簡易版を公開している。

(Jeremy Kirk&Nancy Weil/IDG News Serviceロンドン支局)

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