省電力技術と自動階層化によって実現される高効率のストレージ環境|グリーンIT|トピックス|Computerworld

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グリーンIT

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【Green Cloud Solutions 2010】

省電力技術と自動階層化によって実現される高効率のストレージ環境

ストレージを主領域に次世代データセンターのあるべき姿を追求するEMCジャパン
(2010年03月19日)

データの爆発的増大に加え、ビジネス環境の変化速度も加速するなか、サーバ、ストレージ、ネットワークからなるITインフラの効率化は、IT部門における最優先課題の1つとなっている。Green Cloud Solutions 2010の基調講演には、EMCジャパンでテクノロジー・ソリューションズ本部 プロダクト・ソリューション統括部 シニア・プロダクト・マーケティング・マネージャーを務める雨堤政昭氏が登壇。グリーンITの実現に貢献しうるITインフラの効率化手法について、ストレージの効率化を軸に解説した。

ITインフラの効率化、グリーン化に
つながる自動階層化ストレージ



EMCジャパン テクノロジー・ソリューションズ本部 プロダクト・ソリューション統括部 シニア・プロダクト・マーケティング・マネージャー 雨堤政昭氏

 クラウド・コンピューティングには、複数のアプリケーションでリソースを共有し、ITインフラの効率化を促すという側面がある。雨堤氏によれば、ここへの注力がグリーンITにもつながるという。

 「利用のピーク・タイムがバラバラのアプリケーション群でリソースを共有すれば、リソースを集約し、無駄な電力を消費している遊休状態のハードウェアを削減することが可能になる」と雨堤氏。同氏は、そうした効率化を実現する手法として、サーバ仮想化によるリソース利用率の向上、ユニファイド・ネットワークによるLAN/SAN帯域の共用化、階層化ストレージによるデータ配置の最適化を挙げた。

 後半では、ストレージの効率化を支援するEMCの技術/製品として、エンタープライズ向けのSSDである「EFD(Enterprise Flash Drive)」や、ストレージ階層化を自動実行する「FAST」などが紹介された。

 雨堤氏は、ファイバ・チャネル(FC)ディスク528台で構成した総容量55TBのストレージと、EFD/FC/SATAの混在構成で同容量にしたストレージの消費電力を比較した結果を示した。それによると、混在構成ではドライブの導入コストが17%、電力/冷却コストが32%削減される一方、I/O性能が38%向上したという。「アプリケーションの要求に応じて適材適所で利用ドライブを選択するストレージ階層化が効率化、省電力化につながる」(雨堤氏)

 ただし、ストレージに対するI/O要求は絶えず変化しており、その変化を予測しにくいアプリケーションも多く存在するため、マニュアル操作でのストレージ階層化は困難をきわめる。そこで「自動階層化の仕組みがあれば、変化に機敏に対応しながら、マニュアル作業では不可能なレベルまでストレージ・リソースを効率化できる」(雨堤氏)という。

 最後に雨堤氏は、次世代データセンターに向けた取り組みとして、シスコシステムズ、ヴイエムウェア、EMCの3社がそれぞれの技術/製品を持ちよる形で開発されたプライベート・クラウド構築パッケージ「Vblock Infrastructure Package」の概要を紹介し、講演を締めくくった。

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