ソフトウェアAG、ビジネス・プロセス統合スイート「webMethods 7.1」日本語版をリリース
SOAによる既存資産の“組み立て”を支援ソフトウェア・エー・ジー(AG)は4月9日、同社のビジネス・プロセス統合スイート「webMethods 7.1」の日本語版をリリースしたと発表した。同製品は、2007年6月に同社が買収した米国webMethodsのEAI製品を統合して完成した製品の最新バージョンである。
発表会の冒頭、同社の代表取締役社長、福島徹氏は、webMethods 7.1について、「ユーザー企業が既存資産として持つミドルウェア上の“サイロ化”したアプリケーションを、最新のビジネス・インフラへ統合可能にする製品だ」とアピールした。
webMethods 7.1は、これまで企業が投資してきた各種アプリケーション/システムを、SOA(サービス指向アーキテクチャ)により再構築・統合することを目指した製品である。「SOAを新しいアプリケーションの開発ととらえているベンダーがいるが、当社は既存資産の“組み立て”を実現するのがSOAだと考えている」(同社コンサルティング部ディレクター ウェブメソッド、森川衡氏)
同製品は、ESB(Enterprise Service Bus)からBAM(Business Activity Monitoring)、BPM(Business Process Management)に至るまで、同社の言う最新のビジネス・インフラの構築に必須の各種機能を統合している。
各種のWebサービス標準(SOAP 1.2/WS-I/WS-Securityなど)に対応した「Integration Server 7.1」や「Broker 7.1」により、さまざまなシステム基盤との連携が実現される。レガシー資産に関しても、Webブラウザからレガシー資産へのアクセスを実現する「Applinx」やレガシー資産をWebサービス化する「EntireX」、レガシー資産のSQLアクセスをサポートした「ConnX」により、最新のビジネス・インフラ上への統合を可能にしている。
また、BPMにおいては、アセットの依存関係を可視化する「Designer 7.1」により、ルールの修正やその影響などを把握することができる。BPMは、BAMと統合されているため、パフォーマンスの分析なども可能である。そのほか、経営層の迅速な意思決定を支援するダッシュボード機能も提供する。
ソフトウェアAGは、日本国内でイオンや全日空といった顧客を抱えている。ウェブメソッド日本法人との統合は、2007年11月に完了しており、今後は両社の製品/人材/リソースを融合し、シナジー効果を推進していくとしている。
(山上朝之/Computerworld)
























