SOA実装の成功事例に共通する「8つの特徴」|SOA|トピックス|Computerworld

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SOA

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【解説】

SOA実装の成功事例に共通する「8つの特徴」

全面的な支持獲得、エバンジェリストの存在、CoEの設立……事例コンテスト受賞企業に学ぶ
(2009年01月23日)

昨秋、「Winners of SOA Case Study Competition(SOAケース・スタディ・コンペティション)」の受賞企業6社が、米国SOA ConsortiumとCIO Magazineから発表された。これら6社は、いずれもSOA(サービス指向アーキテクチャ)の手法を用いてビジネス・バリューやミッション・バリューを高めることに成功した企業ばかりだが、その事実以外に、彼らには共通の「特徴」が見られる。以下、それを8つのカテゴリーに分類して紹介する。

特徴1:ビジネス部門/IT部門からの全面的な支持と、有能なSOAエバンジェリストの存在



Winners of SOA Case Study Competition」の「Overall Winner」(総合優勝)は、財務管理サービス企業の米国Synovus Financialだった

 6社のSOAプロジェクトに共通する特徴の1つは、ビジネス部門とIT部門の両方から全面的な支持を得ていたことだ。これら両部門の幹部クラスから支持を得るということは、SOAの導入を阻むさまざまな障害を乗り越えるために不可欠なのである。

 例えば、ビジネス部門のSOAへの期待をかなえるためには、相応の人材や資金を確保する必要がある。そのためには、ビジネス部門とIT部門の両方のサポートが重要になってくる。

 また、受賞したSOAイニシアチブのケース・スタディを詳しく見ていくと、SOAプロジェクトの推進には有能なエバンジェリストが不可欠なこともわかってくる。実際、ある調査会社のリポートにも、SOAエバンジェリストに去られた会社では、将来のプロジェクトに失敗したり、以前のソフトウェア提供方法に戻ったりするリスクが高まるとのデータが示されている。

特徴2:ビジネス部門の教育を通じてSOAの価値を最大化

 ビジネス部門に真の価値をもたらすことがSOA適用の大きな利点なのは言うまでもない。事実、賞を受けたケース・スタディの中には、投資利益率(ROI)がわずか2、3年で数十億ドルに達するものもあった。

 こういった素晴らしいチャンスを見つけ出し、そこにビジネス・ケースを確立するには、ビジネス部門のメンバーにSOAの利点をしっかり教育していくことが大切である。とはいえ、ビジネス部門を教育する際に重要なのは、テクノロジーについてくどくど説明することでもなければ、SOAという言葉を頻繁に口にすることでもない。

 ビジネス部門が本当に知りたいことは、情報へのすばやいアクセスや顧客/パートナーとの深い結びつき、無駄なビジネス・プロセスの撤廃などがSOAによってどう実現されるのかという点だ。ビジネス部門からすれば、SOAの導入がどの問題を解決するのか、ビジネス部門がその解決に向けてどう協力すればいいかを知りたいだけであり、IT部門がいかにしてそれを達成するかを知る必要などないのである。

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