IBM、銀行業界向けSOA標準を策定する団体BIANに加入
IBM幹部がBIAN理事の一員にITコスト削減に役立つ銀行業界向けSOA(サービス指向アーキテクチャ)標準の策定に取り組む独立系非営利団体「BIAN(Banking Industry Architecture Network)」は1月11日、米国IBMがBIANに加入し、同社幹部がBIANの理事会メンバーとなったことを発表した。
BIANは、ビジネス・ソフトウェア・ベンダーのドイツSAPから2008年にスピンアウトして設立された。
BIANの理事となったIBM幹部は、金融サービス・ソリューション担当副社長のキー・アン(Chae An)氏。「オープン標準は相互運用性を実現し、業務のインテリジェント化を支援する新技術の導入を加速させる」と同氏は述べている。
BIANはオープン標準化戦略の一環として、広範な技術および産業に関する総合的な統合標準を開発する非営利団体「OMG(Object Management Group)」や、金融業界の非営利の標準化団体「SWIFT(Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication)と協力している。
BIANの理事長を務めるオランダ金融大手INGのCIO(最高情報責任者)、スティーブ・バン・ワイク(Steve Van Wyk)氏は、「われわれは今後も、世界の銀行業界向けのデファクトSOA標準の確立に精力的に取り組んでいく。IBMの経験とノウハウを生かし、BIANは、業界全体が恩恵を受ける共通モデルの構築に向けて大きく前進できるだろう」と述べている。
BIANのメンバーには、オーストラリアのCommonwealth Bank of Australia、スイスのCredit Suisse、米国Microsoft、カナダのScotiabank、SAP、ベルギーのCallatay & Wouters、インドのInfosys、米国SunGardなどが含まれる。
BIANは最近、ITリファレンス・フレームワークとして「BIAN Service Landscape version 1.5」を公開している。
(Antony Savvas/Computerworld英国版)



























