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RIAとSOAフロントエンドをリンク――Curlが開発キットをリリース

RESTとSOAPの両手法をサポート
(2008年03月03日)

 Webアプリケーション開発言語「Curl」の開発元として知られる米国Curlは今週、RIA(リッチ・インターネット・アプリケーション)開発ツール「Curl RIA Platform 6.0」のアップデートに合わせて、RIAとSOA/Webサービスとの“リンク機能”を提供する開発キットをリリースする。

 「WSDK(Web Services Development Kit)」と呼ばれるこの開発キットは、昨年リリースしたオープンソース・ソフトウェアの製品版に相当し、Curl RIA Platform 6.0のアップデート版に含まれる形で出荷されることになっている。

 WSDKの特徴の1つは、REST(Representational State Transfer)とSOAP Webサービスの両設計手法をサポートする点だ。Webサービスを使用したエンタープライズ・アプリケーション向けの開発コンポーネントと、SOAをサポートするのに用いるXMLドキュメント・モデルを用意している。

 Curlの製品戦略担当バイスプレジデント、リチャード・トレッドウェイ(Richard Treadway)氏は、WSDKにより、SOAベースのフロントエンド・システムとして稼働するリッチ・クライアントの開発が容易になると強調する。

 「業務アプリケーション分野でリッチ・クライアントへのニーズが増えるにつれ、SOA用のRIAインタフェースを求める機運が高まっている。多くの企業では、SOAベースのバックエンド・ソリューションに続き、デスクトップ上での複雑なデータセットの表現方法が重要視されているわけだ。そこでRIA技術の出番となる」

 Curl RIA Platformの新版となるバージョン6.0は昨年秋に発表された。CurlベースのRIAを開発するツールというのが同製品の位置づけだ。言語としてのCurlの特徴は「スクリプティング言語とHTML、オブジェクト指向言語を組み合わせたところ」(Treadway氏)にある。

 新版では、ユーザー・インタフェースのスタイルを拡張して新鮮なルック&フィールを提供する。さらには、JavaScriptとCurl APIを統合するマッシュアップも可能になっている。

 Curl RIA Platformには基本エディションとプロフェッショナル・エディションがあり、前者は無料で提供される。一方、WSDKが含まれるのは後者で、大規模企業向けにセキュリティやパフォーマンス、保守性の強化を図っているのもプロフェッショナル版のみだ。

 開発プラットフォームの裾野を広げることを目的に、Curlは2007年にオープンソース・コンポーネント・ライブラリのリポジトリを開設した。その結果から生まれたのが、WSDKをはじめ、データ・セントリック・アプリケーション開発の「Curl Data Kit」、ユニット・テストとプロジェクト支援の「Curl Development Utilities」である。

(Paul Krill/InfoWorld 米国版)

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