YouTubeのライバル「Hulu」、強力コンテンツ満載でサービス開始
100以上の映画をはじめ、NBAやNHLの試合もタダで配信米国NBC Universalと米国News Corpの合弁事業である「Hulu.com」は3月12日、オンライン動画配信サービスを正式に開始した。
Hulu.comには、米国Time Warner、米国Lions Gate Entertainmentをはじめ、NBA(全米プロバスケットボール協会)やNHL(全米ホッケー・リーグ)など、20社を超えるコンテンツ・ホルダーがコンテンツを提供している。現時点で配信されているのは、250種類以上のテレビ・シリーズと、100本以上の映画、NBA/NHLの試合などだ。
「NewTeeVee」のブロガー、リズ・カンズ(Liz Cannes)氏によると、Huluは過去30日間で500万回も視聴されたという。これについてCannes氏は、「限定ユーザーによるベータ・プログラムにもかかわらず500万回も視聴されたことは、Huluのサービスが魅力的だということを意味している」と指摘する。
Cannes氏は、「Huluのベータ・プログラムは、映画の予告編とテレビ番組が“フル”で配信され、割り込み広告は抑えられていた。これがユーザー・エクスペリエンスを向上させたのではないか」と分析している。
「米国でインターネットを利用している家庭の約16%は、テレビ番組をインターネット経由で視聴しているという統計がある。今後はHuluのようなオンライン動画サービスが、動画メディア配信の“主流”となるかどうか注目していきたい」(Cannes氏)
また「Mashable.com」のブロガー、ポール・グラゾウスキー(Paul Glazowski)氏は、「米国ABCと米国CBSは今後、オンライン動画サービス市場に参入するだろう」と予想したうえで、以下のように指摘した。
「オンライン動画サービスは新しい手法であり、ユーザー数も急増している。しかし現時点において、大手テレビ・ネットワークにとっては採算の合わないものだ。インターネット広告費の総額は、テレビ・ネットワークの広告費を十分に補完する規模に達していない。しかし、将来的にABCやCBSが自社のコンテンツをHuluへ提供することはまちがいないだろう。なぜなら、より多くの広告収入を得るためには、オンライン動画サービスでユーザーを獲得したほうが効率がよいからだ」
(Heather Havenstein/Computerworld米国版)
























