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「Google Book Search」で雑誌検索が可能に

昔の雑誌は「現代を理解するための貴重な遺産」と同社
(2008年12月11日)

 Googleは12月9日、複数の出版社との協力の下に、昔の雑誌をオンライン上で配信していくと発表した。

 Googleのソフトウェア・エンジニア、デイブ・フォルサー(Dave Foulser)氏のブログによると、ユーザーは「Google Book Search」を利用して、「New York Magazine」「Popular Mechanics」「Bulletin of Atomic Scientists」といった雑誌のバックナンバーおよび新刊を検索できるようになるという。

 「われわれは、これまで多くの記事をスキャンしており、Google Book Searchの検索結果にヒットする雑誌の数はさらに増えていくだろう。いずれは、こうした記事検索結果をメインのGoogle検索結果に含め、ユーザーが存在すら知らなかった雑誌でも探し出せるようにしたいと考えている。現時点では、検索オプションを使えば、すでにスキャン済みの雑誌記事を対象に検索をかけることが可能だ」(フォルサー氏)

 Googleは2006年以降、書籍のデジタル化にも取り組んでいる。また、今回の発表を行う前の11月に、雑誌「Life」のバックナンバーから1,000万点の写真およびデジタル画像をアーカイブ化する計画を明らかにしていた。こうした画像には1750年代のものも含まれており、ほとんどが出版されていないという。

 折しもGoogleは、新聞記事アーカイブのようなオフライン・コンテンツを自社サイトに加えることに尽力しており、このたびのデータ資産を増強する取り組みもそうした戦略の一環だと言える。9月には、膨大な量の過去のニュース記事をデジタル化して、数百万件に及ぶ昔の新聞記事のオンライン検索を実現させるプロジェクトもスタートしている。

 フォルサー氏は、「例えば、雑誌『Ebony』に1973年に掲載された、ベーブ・ルースの記録を追うハンク・アーロンについての記事を検索できるようになる」と、9日付けのブログで説明した。「雑誌を実際に手にしているかのように、当時の状態のまま、フルカラーで記事を読むことができる。これらの雑誌は、過去の遺物なのではなく、現代を理解するための視野を広げてくれる貴重な遺産なのだ」(フォルサー氏)

(Sharon Gaudin/Computerworld米国)

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