アマゾン、2010年にアジア地域でもWebサービスを展開
開発者の関心の高まりが背景に。新たな開発キットも発表米国Amazon.com傘下のAmazon Web Services(AWS)部門は11月12日、2010年前半にはアジア太平洋地域でも同社のWebサービスを利用できるようにすると発表した。
まずは、2010年6月までにシンガポールで「Availability Zone」が利用可能になり、その後、ほかのアジア諸国でも順次サービスが提供される予定だという。こうした取り組みにより、米国もしくは欧州のAvailability Zoneを利用していたアジア太平洋地域のユーザーは、遅延などの問題から解放されると考えられる。
Amazonが最初に解禁するサービスには、「Elastic Compute Cloud(EC2)」「Simple Storage Service(S3)」「SimpleDB」「Simple Queue Service」「Elastic MapReduce」「CloudFront」のほか、発表されたばかりの「Relational Database Service(RDS)」も含まれる見込みだ。
価格に関する情報はまだ明らかになっていない。ちなみに、ほかの地域では、つい先日、EC2 Webサービスの料金が下げられたところである。
Evans Dataが7月にリリースした報告書によると、折しもアジア太平洋地域の開発者のあいだではクラウド・コンピューティングに対する関心が高まっており、今回の発表はそうした現状を背景に行われたとこのことだ。
同調査の対象となったアジア太平洋地域の開発者の25%以上が、クラウド・サービスをすでに利用しているか、今後6か月以内に利用を開始したいと答えている。
さらに、Amazonは今週に入り、米国Microsoftの「.NET」技術と連係する開発者向けのソフトウェア開発キット「AWS SDK for .NET Developers」も発表している。
(Chris Kanaracus/IDG News Serviceボストン支局)
























