グーグル、「Googleサイト」に無料テンプレートを大量追加
プロジェクト・サイト、イントラネットなど企業ユーザー向けが中心米国Googleは11月17日、Webサイト作成サービスの「Googleサイト(Google Sites)」に新たなテンプレートを追加した。コラボレーション用ワークスペース、イントラネット、プロジェクト追跡サイトなど、企業ユーザー向けを中心に数十種類が用意されており、今後も追加される予定だ。
Googleサイトは、Webアプリケーション・スイート「Google Apps」に含まれるアプリケーションで、Webサイトを複数のメンバー間で共有し、閲覧、編集することができる。当然、メンバー以外に公開することも可能だ。
Google Sitesのプロダクト・マネジャー、スコット・ジョンストン(Scott Johnston)氏によると、前述したような企業ユーザー向けに加え、家族サイトやウェディング、クラブ活動など個人ユーザー向けのテンプレートも新たに追加されている。
1つのテンプレートは15〜20のページで構成されており、各ページにはあらかじめサンプル・コンテンツ、埋め込みガジェット、ページ・レイアウト、ナビゲーション・リンクテーマなどが設定されている。Googleサイトの編集ツールを使って変更を加えることで、こうしたサイトが簡単に作成できる。
ジョンストン氏によれば、有償サービスである「Google Apps Premier Edition」を利用している企業は、社内共通のテンプレート・セットを作成して社員に配布することもできるという。
今回のテンプレート追加は、Google Appsユーザーがコラボレーション・サイトをすぐに立ち上げられるようにするのが目的だ。特に、プロジェクト・サイトや社内向けサイトでは、テンプレートを用いたサイト構築が適している。
Googleサイトが他社サービスと競合する可能性について、Googleは公式ブログへの投稿で、自らの見解を示す代わりに顧客の感想を紹介している。
「例えば、Serena Softwareのロン・ブリスター(Ron Brister)氏はこう感想を述べている。――当社は、コラボレーション用のプロジェクト・ワークスペースをGoogleサイトに移行するつもりだ。『SharePoint』ほど専門知識を必要とせず、管理負担も少ない。社員にとって簡便性が高いため、情報共有の柔軟性が増し、チーム活動のスピード化や、すぐれたアイデア交換が可能になる――と。」(Google公式ブログ投稿より)
今回のテンプレート追加によって、GoogleサイトはWebサイトを素早く低コストで立ち上げたいユーザーや、複雑な機能を必要としないユーザーの人気を集めるだろう。
Googleの攻勢に対して、おそらくMicrosoftは「GoogleサイトとSharePointには共通点もあるが、対象顧客のニーズという面でかなりの相違点がある」という主張で反撃するに違いない。SharePointはMicrosoftのコラボレーション製品だが、幅広い層のユーザーが使いこなすには難しすぎるという批判を受けている。
GoogleとMicrosoftはともにクラウド・ベースのオンライン・アプリケーションを提供しており、この分野はいずれ両社が激突する主戦場になると見られている。Microsftは先ごろ、Google Apps Premier Editionに対抗すべく、オンライン・アプリケーションの利用価格を引き下げている。
(David Coursey/PC World米国版)



























