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グーグル、ExchangeからGoogle Appsへのデータ移行ツールを無償提供

電子メール、カレンダー、コンタクト・リストをサーバ側で一括移行
(2010年03月18日)

 米国Googleは3月17日、MicrosoftのExchangeサーバから、同社のSaaS型コラボレーション&コミュニケーション・ツール「Google Apps」へのデータ移行作業を補助する無償ツールをリリースした。

 「Google Apps Migration for Microsoft Exchange」と呼ばれるこのツールは、Exchange 2003/2007サーバ上の電子メール、予定表、連絡先のデータを簡単にGoogle Appsへ移行できる。オンプレミス型、ホスティング型のどちらのExchangeサーバにも対応しており、企業向けスイートの「Google Apps Premier Edition」、または教育機関向け「同 Education Edition」の登録ユーザーに提供される。

 Googleはすでに、IBMの「Lotus Notes/Domino」から同様のデータ移行を行うツールを提供している。

 Googleのシニア・プロダクト・マネジャーであるクリス・バンダー・メイ(Chris Vander Mey)氏は、「これまでGoogleには、Exchangeから取得したデータを取り込むための良いソリューションがなかった」と指摘する。

 Googleではこれまで、Exchange対応の移行ツールとして「Google Apps Sync for Microsoft Outlook」を提供してきた。ただし、このツールでは、エンドユーザーが個別にデータ移行を実施しなければならなかった。

 今回リリースされた移行ツールは、サーバ側で管理者が実行するタイプのものであり、数百人分のユーザー・データでも一度に移行できる。また、Exchangeを引き続き利用することも可能なので、必要であれば段階的に移行を実施することもできる。

 「このツールにより、Google Apps管理者は管理性と作業スピードを向上させることができる。またエンドユーザーには、すばらしいエクスペリエンスを提供できる」(メイ氏)

 ただし、このツールはExchange上にあるあらゆるデータの転送をサポートしているわけではない。例えば、「タスク」や「メモ」のデータは転送できない。


「Google Apps Migration for Microsoft Exchange」のウイザード画面。移行対象のデータを選択することもできる

(Juan Carlos Perez/IDG News Serviceマイアミ支局)

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