セールスフォース、“iTunes Store”型のアプリ提供サービス「AppStore」を来年から開始へ
米国セールスフォース・ドットコムは12月12日、同社のオンデマンド・アプリケーション・マーケットプレース「AppExchange」を拡張し、同サイトと連動する有料のアプリケーション提供サービス「AppStore」を来年から開始する計画を明らかにした。
同社の製品マーケティング担当上級副社長ケンドール・コリンズ氏によれば、新サービスの開始により、エンドユーザーは、アップルコンピュータの楽曲・映像コンテンツ販売サイト「iTunes Store」から楽曲を購入するような手軽さで、AppExchangeからオンデマンドでアプリケーションを購入できるようになるという。
セールスフォースは今年1月にAppExchangeを正式に始動して以来、アプリケーションの提供を仲介することによって利益を上げる方法を模索してきた。AppExchangeサイトでは、同社やサードパーティ製の各種アプリケーションがホスティングされるが、アプリケーションを購入したい場合は、顧客が提供ベンダーと直接契約を交わす必要があり、小規模な開発ベンダーにとってもインフラの整備が大きな負担になっていた。
AppStoreサービスの開始により、来年からはそうした機能がパートナー各社に有料で提供されるようになる。
AppStoreは、「AppStore Referral Program」と「AppStore Checkout」という2つのサービスで構成される。前者(Standard版とPremium版がある)では、セールスフォースの各種マーケティング・サービスを利用することができ、後者では、オンラインによる注文受付、請求書発行、集金といった一連の決済手続きまで提供される。
サービスの開始時期は、AppStore Standard Referral Programが2007年2月、AppStore Premium Referral Programが同年8月、AppStore Checkoutが同年12月に予定されている。
手数料は、Referral ProgramのStandard版はAppStoreで成立した年間取引額の10%、Premium版は25%となっており、これらの手数料は初年度のみ徴収される。一方、Checkoutサービスの手数料は年間取引額の20%で、初年度以降も継続的に徴収される。
(チャイナ・マーテンス/IDG News Service ボストン支局)
























