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セールスフォース、「Salesforce SOA」を発表

本格的なエンタープライズ・マッシュアップ・プラットフォームを提供
(2007年05月22日)

 米国セールスフォース・ドットコムは5月21日、初のエンタープライズ・マッシュアップ・プラットフォーム「Salesforce SOA」を発表。「SOA as a service(サービスとしてのSOA)」の実現をアピールした。

 同社は、「SOAは特定ベンダー1社の技術ではなく、会社全体のソフトウェア機能を体系化するためのビジネス・ドリブンのアプローチである」とし、SOAによるエンタープライズ・クラスの本格的なマッシュアップ・プラットフォームを提供すると強調する。

 これによりディベロッパーは、同社のApexプラットフォームを使って社内にあるアプリケーションの機能をサービスとして提供したり、パートナーやセールスフォースのサービスを統合したりできるようになるという。

 サービスを組み合わせるだけで、サービスとしてのSOAという壮大なビジョンを完全に実現できるとは思えないが、複雑なWebアプリケーションをすばやく開発したいと考えている企業に恩恵をもたらす可能性は十分にある。

 セールスフォースのシニア・バイスプレジデントで、AppExchange/開発リリース担当ゼネラル・マネジャーのルネ・ボンバーニ氏は、企業情報システムが複雑化し、障害発生率が高まっていることで、SOAに関する取り組みが足踏みしていると指摘する。

 「われわれは、業務用のソフトウェアやハードウェアを数多くインストールすることでWebサービスを有効に機能させようとしており、そのためには、ソフトウェアやインフラストラクチャではなく、Apexプラットフォームを活用すべきだと確信している」(同氏)

 セールフォースのエコシステム上に展開されているアプリケーション市場のAppExchangeは、18カ月前に運用が始まった。また、プログラミング言語/開発プラットフォームApexは、今年1月にベータ版がリリースされている。

 今回発表されたSalesforce SOAについて、ボンバーニ氏は「Apexプラットフォーム上でWebサービスを介してサービスを呼び出し、調整する機能をサポートする」と説明している。またセールスフォースは、2週間前からAppExchangeのサブスクリプションの提供も開始している。これまでAppExchangeはオンデマンド契約を行った顧客しか利用できなかった。

 顧客が社内で使っているアプリケーションとApexアプリケーションへの接続は、WebサービスAPI、またはOracle FinancialsやSAP R/3といったエンタープライズ・アプリケーション専用の各種コネクタを使って確立することができる。

(エリック・ノール/InfoWorld 米国版)

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