CW_Welcomeバナー

SaaS

RSS

IBM、iGoogleやiPhone上に技術情報を配信する無料サービスを開始

カスタム・ポータルやiPhoneデバイスにコンテンツをシンジケート
(2007年09月10日)

 米国IBMは9月7日、「Developer gizmo」と呼ばれるシンジケーション・ツールを介してiGoogle、MyYahoo、NetVibesなどのWebカスタム・ポータルやiPhoneに同社の技術コンテンツを配信する無料のコンテンツ・シンジケーション・サービスを開始した。コンテンツは「IBM developerWorks」サイトから提供される。


「IBM developerWorks」サイトの「Developer gizmo」ページ

 Develper gizmoには、IBMのコンテンツをWebブラウザやOS、デスクトップ、マッシュアップ・ページ内に表示するためのカスタマイズ版のウィジェットやガジェット、モジュールが含まれている。

 これらは、ヤフーなどのコンテンツ・プロバイダーが提供するサービスを、一般に入手可能なコードやプロセスによって拡張したもの。ユーザーは、IBMの技術者向けコンテンツをポッドキャストやフォーラム、ブログそのほかのメディアを通じてエキスポートできる。

 IBMのワールドワイド・デベロッパー・プログラム担当ディレクターのキャシー・マンデルスタイン氏は、「当社のコンテンツをユーザーが簡単にシンジケートできる新たな方法を提供するための試みだ。基本的にgizmoさえあれば、ユーザーはボタンをクリックするだけでdeveloperWorksのコンテンツを容易に追加することができる」と説明する。

 Develper gizmoは、一般的なポータル・サイトのAPIを拡張して、developerWorksのコンテンツがそれらのフォーマットに収まるようにする。


iGoogleでのdeveloperWorksガジェットの追加例

 今回の取り組みのねらいは、ソーシャル・ネットワーキングやWeb 2.0などのコンセプトの活用方法を紹介することにある。例えば、小企業オーナーがMyYahooのWebページ上にカスタム版のgizmoを作成し、Web 2.0技術に関するアップデートや情報を受け取ることなどが可能になるという。

 Develper gizmoには、膨大な量の技術リソースを扱うdeveloperWorksのコンテンツをユーザーが効率的に選択できるようにするためのインタフェースが備わっている。gizmoを作成するための開発者向けの詳細情報はdeveloperWorksサイトのDeveloper gizmoのページに掲載されている。

 今回のサービス提供開始に向け、カスタム・シンジケーション・コンテンツ用の基盤が新たに用意された。主なものを以下に紹介する。

●developerWorksコミュニティ・スペース

 開発者がWeb 2.0やSaaSなどに関する、幅広いトピックやビジネス・トレンドに関するコミュニティを構築するためのプラットフォーム。

●developerWorks「build your own feeds(オリジナル・フィード作成)」アプリケーション

 ユーザーはdeveloperWorksのオープンソース・トピック、テクノロジー、IBM製品ブランドの任意の組み合わせを選び、該当する記事をRSS、ATOM、HTML、あるいはYahoo Widget、Google Gadget、NetVibes Module形式でエキスポートできるようにする。

●developerWorks Google Desktop Gadget

 ユーザーのデスクトップからdeveloperWorks Webサイトのコンテンツ閲覧と検索を可能にする。
 

 iPhoneのユーザーは、iPhone向けにカスタマイズされたインタフェースを介してdeveloperWorksのトップ記事を閲覧する方法の詳細はdeveloperWorksサイトのiPhoneページに掲載されている。

(ポール・クリル/InfoWorld オンライン米国版)

記事詳細テキストバナー

ページの先頭へ戻る