SEのためのvPro活用ガイド――第5回 コマンドやスクリプトでiAMTを活用する方法
前回は「Intel Active Management Technology(以下、iAMT)」のソフトウェア開発キット(Software Development Kit:以下、SDK)の概要を説明し、SDKに包含されているサンプルコードを実際に使用して、iAMTのいくつかの機能を活用する方法を解説した。今回はさらに一歩進んだ活用方法を紹介しよう。iAMT リリース3.x以降は、ファームウェアにWS-Managementプロトコル・スタックがすでに実装されている。これらを利用すれば、コマンドプロンプトやスクリプト経由で手軽にiAMTの機能を活用できるのだ。
WS-Managementのサポートで iAMTの機能がさらに身近に
前回紹介したSDKに包含されているサンプルコードは、C++やC#言語で書かれているため、何か手を加える際には、言語やプログラミングに関するそれなりの知識が必要だ。一方、管理プロトコルにWS-Managementが採用され、OSでも標準でサポートされていれば、コマンドプロンプトやスクリプト経由で手軽にiAMTを操作することができる。
WS-Managementを使ってクライアント管理のための通信を行う場合、管理側にも管理される側にもWS-Managementプロトコルのサポートが必要になる。管理される側、つまりiAMTではリリース3.x以降であれば、ファームウェアにWS-Managementプロトコル・スタックがすでに実装されており、WS-Managementサーバとして動作している。
一方、管理側のOSがWindowsであれば、マイクロソフトが提供しているWinRM(Windowsリモート管理)という純正のWS-Managementプロトコル・スタックを利用できる。
また、Windows Vista/Server 2008にはWinRM v1.1が、Windows 7/Server 2008 R2にはWinRM v2.0が標準搭載されているので、すぐに使用することができる。なお、Windows XP/Server 2003向けにも追加モジュールの形で提供されている(以下のWebサイトからダウンロード可能)。
これら2つのどちらを使ってもかまわないが、「Windows管理フレームワーク」にはより新しいWinRM v2.0とWindows PowerShell 2.0がパッケージされている。これから導入する場合は、こちらのほうがよいだろう。なお、Windows Vista/Server 2008向けのパッケージも用意されている。



























