中堅企業がRaaS(Recovery-as-a-Service)市場の牽引役に|事業継続マネジメント(BCM/DR)|トピックス|Computerworld

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事業継続マネジメント(BCM/DR)

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【Gartner予測】

中堅企業がRaaS(Recovery-as-a-Service)市場の牽引役に

2014年までに中堅企業の3分の1がRaaSを導入する見通し
(2011年11月09日)

 米国Gartnerは11月7日、2014年までに中堅企業のほぼ3社に1社が、仮想マシン(VM)をバックアップ、リストアできるRaaS(Recovery-as-a-Service)を利用するようになるとの見通しを発表した。同社は、RaaSでは、管理された方法でVMと本番データをサービス・プロバイダーのクラウドにレプリケートするとともに、これらのVMを起動してリカバリ・テストや実際のリカバリを行うことができると説明している。

 同社は、中堅企業(年間売上高が1億5,000万~10億ドルの企業)の30%が2014年までにRaaSを導入すると予想。中堅企業がRaaS市場の牽引役になると指摘している。

 少なくとも今後数年間は、ほとんどの業種の大企業はRaaSに移行するのではなく、オンプレミス・バックアップを選択し続けるだろうと、Gartnerのリサーチ担当副社長、ジョン・モレンシー(John Morency)氏は述べている。

 現在は中堅企業の1%強がRaaSを利用しているにとどまる。だがGartnerは、従来のリカバリのテストおよび実施コスト(1回の実施で10万ドルもかかる場合もある)は、ディザスタ・リカバリの年間予算のかなりの部分を占めることが多いが、RaaSを利用することで、これらのコストを低減できると述べている。

 モレンシー氏によると、RaaSを現在使っている中堅企業は2つに大別されるという。1つは、サーバ仮想化技術によるリカバリとSANベースのレプリケーションを利用して行っている一部のアプリケーションのディザスタ・リカバリにRaaSを導入している企業。もう1つは、従来のディザスタ・リカバリ・リソースに代わる選択肢としてのクラウド・サービスという位置づけで、RaaSを試験利用している企業だ。

 Gartnerは、RaaSは、以下の4つのIT課題への対処に役立つと指摘している。

・リカバリのテスト/実施コスト
・最新の本番データおよびアプリケーションとそのリカバリ時の状態との一貫性の確保
・リカバリの構成の複雑さ
・テスト・スコープの設定(何をいつ、どのような頻度で行うかをいかに的確に判断するか)

 RaaSは、米国Bluelock、米国Doyenz、米国nScaledのような小規模プロバイダーや、米国Savvis、米国Terremark、米国Hosting.comのような大手ホスティング・プロバイダーの一部が手がけている。また、ディザスタ・リカバリ・サービス・プロバイダーの大手3社(米国HP、米国IBM、米国SunGard)は今年、いずれもクラウド型リカバリ・サービスをリリースしていると、モレンシー氏は述べた。

 RaaS市場は2009年初めごろに立ち上がり、約2年半にわたって成長してきたと、同氏は付け加えた。

 Gartnerは、RaaSの導入に関心を持つ企業に対し、プロバイダーのクラウド・インフラの精査、システム・イメージ・レプリケーションとフェールオーバーのサポートのレベル評価、リカバリ・テスト時のアプリケーション接続のサポート方法の調査、規制コンプライアンスの観点からのオペレーション管理のチェックなどを行うよう勧めている。

(Lucas Mearian/Computerworld米国版)

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