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シスコ、ビジネス向けタブレットPC「Cius」を発表

Android OS搭載で、ビデオ会議機能を提供
(2010年06月30日)

Cisco SystemsのタブレットPC「Cius」

 米国Cisco Systemsは6月29日、タブレットPCの「Cius」を発表した。7インチのタッチ・スクリーンとAndroid OSを搭載したタブレットで、AppleのiPadと比較されるのは必至だ。

 ラスベガスで開催された同社イベント「Cisco Live」で同社CEOのジョン・チェンバース(John Chambers)氏は、Ciusのデモを行った。

 デモでは同タブレットを利用して、エーゲ海で潜水艦に乗った調査員とビデオ会議を行うようすがライブで披露された。途中一部の音声がわずかに途切れることがあったが、映像は一定していた。衛星通信で接続が行われていたため、若干の一定した遅延が見受けられた。

 チェンバース氏は、Cius(発音は“see us”)について、デスクに置いて利用する際には有線接続されたドッキング・ステーションに設置し、必要なときにモバイル・タブレットとして持ち運べるようすも紹介した。なお、CiscoはCiusの仕様は公開したが、価格は発表していない。

 Ciscoの担当者によると、同デバイスは、3Gおよび4Gのセルラー・ネットワーク、Wi-Fi、Bluetoothでの通信が可能で、720pのHDビデオをサポートしている。バッテリは取り外し可能で、駆動時間は8時間。1.6 GHzのIntel Atomプロセッサを搭載している。なお発売日は、2011年の第1四半期に予定されているという。

 調査会社Gartnerのアナリスト、ケン・デュラニー(Ken Dulaney)氏は、「CiusはAppleのiPadと大いに比較されるだろう」と語る。しかし、Ciusは実際に「企業ユーザーのデスク周りの機能を強化するもの」で、ビデオによってインタラクティブ性が高まり、「デスクの電話機に取って代わるもの」だと述べている。

 デュラニー氏はCiscoがCiusをいくらで販売するのか興味があると語る。さらに同氏は、「ほかの可能性として、タブレット市場では、ユーザーは純粋にiPadを欲しがるのではないか」と付け加えた。

 ちなみにCiusという製品名は、Ciscoの最初の2文字“Ci”と“Us(私たち)”を組み合わせたものだが、発音すると“see us(お会いしましょう)”の言葉遊びとなっており、同タブレットのビデオ会議機能を表現しているという。

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(Matt Hamblen/Computerworld米国版)

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