グーグルの「Nexus One」後継機リリース計画が漏洩?
米国大手小売店のWebサイトに次期デバイスの写真がアップされ、その後削除されたGoogleの「Nexus One」スマートフォンは大ヒット商品とはならなかったが、それでも同社は後継機の開発を中止してはいないようだ。
「Android」のファンサイトである「Phandroid」によれば、まだ正式には発表されていない「Nexus S」スマートフォンの写真と製品概要が、11月11日にBest BuyのWebサイトへ短時間だけ掲載されたという。問題のページには、同スマートフォンは年末商戦期にBest Buyでのみ購入できること、T-Mobileのネットワークを利用することなどが記されていた。また、現行のNexus Oneとは異なり、新機種はHTCではなくSamsungが製造している事実も見て取れた。
Nexus Sは、「Gingerbread」と呼ばれているAndroidの新バージョン2.3をサポートする最初のデバイスになるとも噂されている。Gingerbreadに関しては、モバイル・ゲーム機能が強化されるのに加え、ビデオ・チャットを内蔵し、VoIP通話機能も初期搭載されるといった憶測が飛び交っている。
Nexus SがT-Mobileネットワークだけを使用するとすれば、それはGoogleがNexus Oneをリリースするにあたって意図していた当初の方針の転換を意味する。同社はもともと、米国の特定ワイヤレス・キャリアとは独占契約を結ばず、大手キャリアすべてにサポートされるスマートフォンを目指していた。だが、Nexus Oneを複数のキャリアに対応させるという計画はVerizonとSprintに拒絶され、同2社はその代わりにみずからのネットワーク上で動作するAndroidベースのデバイスを提供すると宣言するに至った。人気の高いMotorolaの「Droid X」やHTCの「Evo 4G」などがそうしたデバイスの一例である。
こうした背景があったため、Nexus Oneの売り上げはほかの高機能スマートフォンに比べてきわめて悪く、リリース後74日間でわずか13万5,000台しか売れなかった。対照的に、Motorola DroidやAppleの元祖「iPhone」は最初の74日間で100万台以上のセールスを記録している。
(Brad Reed/Network World米国版)



























