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【USENIX '08】

スマートフォンがノートPCに取って代わる日

「ハンドヘルド機器の進化が加速している」と専門家が指摘
(2008年06月26日)

ノートPCがフロッピーディスクと同じ運命をたどるかもしれない。よりコンパクトで使いやすい次世代のスマートフォンの登場によって、ノートPCが時代遅れの存在になってしまう可能性があるというのだ。

2010年のハンドヘルド機器の性能は「現在の8倍」



「USENIX '08」のサイト

 コンピュータ・アーキテクチャの専門家、エイドリアン・コックロフト(Adrian Cockroft)氏は6月25日、米国マサチューセッツ州ボストンで開催されている技術系コンファレンス「USENIX '08」(6月22日〜27日開催)で、携帯電話やiPodなどのハンドヘルド・デバイスに採用されている低消費電力型チップの現在のトレンドから見て、2010年にはそれらに搭載されるCPUの処理能力が現在の8倍程度に高まるとの見通しを示した。

 Cockcroft氏は、「現在の8倍のパフォーマンスが得られるなら、ノートPCは不要だろう」と語る。同氏は、元米国Sun Microsystemsの技術者で、現在はオンラインDVDレンタル会社の米国Netflixに勤務するかたわら、非営利組織のHomebrew Mobile Phone Clubのメンバーとしてオープンソース携帯電話の設計にも携わっている。同氏は、自動車を運転しているときには無線接続を使用し、職場ではデスクトップ・モニタとキーボードをつなぎ、会議ではプロジェクタやポータブル・ディスプレイなどに接続できる次世代のハンドヘルド・デバイスが、近い将来登場すると予想している。

 Cockcroft氏は、こうした高性能なハンドヘルド・デバイスが、「ライフシェアリング」と呼ばれるネットワークに常時接続する傾向をさらに加速させる可能性があると述べている。すでに10代の若者の間ではTwitterやSNSなどを使って友人たちと常時コミュニケーションを取る傾向が強まっており、そうしたコミュニケーション形態の次のステップがライフシェアリングになるとのことだ。

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