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インテル、1月のCESで低価格ノートPC「Classmate」新仕様の詳細を明らかに

タッチスクリーンを採用した教育市場向けノートPC
(2008年12月18日)

 米国Intelは来月、教育機関向けのノートPC「Classmate」シリーズの次世代モデルを披露する見通しだ。新モデルの「Convertible Classmate」は、回転式のタッチスクリーンを採用し、多数の新機能が加わるという。


主に教育市場に向けて提供される小型・低価格ノートPC「Classmate」シリーズ。Intelは、タッチスクリーンを搭載する新たなリファレンス・モデルを2009年1月のCESで発表する見込みだ(写真は現行の「Classmate 2」)

 Convertible Classmateは、2009年1月8日〜11日まで米国ラスベガスで開催される家電製品の展示会「International Consumer Electronics Show(CES)」で、正式に発表される。

 Classmateシリーズは、発展途上国の子供を対象とした教育目的のPCとして設計されているが、一般市場にも流通している。Intelによると、タッチスクリーンの採用で、ソフトウェアがよりインタラクティブになり、子供でも容易に操作できるという。

 Intelは、Classmateシリーズのリファレンス設計を行い、製品化はPCベンダーが行う。Intelの広報担当者は12月17日、1月のCESで各PCベンダーからConvertible Classmateについて発表があると述べた。製品のリリースは2009年初頭になる見通しだ。

 新Classmateは8.9インチの回転式モニターを搭載したクラムシェル・デザインで、スタイラスまたは指先でのタッチ入力が可能。さらに、加速度センサーを内蔵し、PCの向きによって画面表示を縦または横に切り替えられるようになるなど、さまざまな新機能が加わわるという。CPUにはAtomプロセッサを採用し、OSはWindowsまたはLinuxがプリインストールされる。

 一方、開発途上国の子供に安価なノートPCを提供することを目指す非営利団体、One Laptop Per Child(OLPC)も、タッチスクリーンを採用した新型ノートPC「XO-2」を開発中だ。2010年に出荷予定の同製品は、2つのタッチスクリーン・ディスプレイと、ソフトウェアの仮想キーボードを備えるという。Classmateにとっては競合製品となるが、先んじて製品化を進めているIntelがOLPCを一歩リードしている。

 なお、現行モデルの「Classmate 2」は、Web閲覧や電子メールなどの基本アプリケーションの利用に用途を絞り、価格は300ドル前後に抑えられている。タッチスクリーンは搭載していないが、USBポートやワイヤレス・ネットワークへの対応など、一般的なノートPCの基本機能は備えている。

 Classmateシリーズは、インドではHCL Infosystemsが「MiLeap」というブランド名で製品化しており、価格は1万7,000ルピー(約350ドル)。また、欧州ではOlidataが「JumPC」という名称で販売、米国ではComputer Technology Link(CTL)が「2go PC」の製品名で、小売店およびオンライン販売を行っている。

 同シリーズ製品は、これまでなかなかの成功を収めているようだ。Intelは今年初め、ポルトガル政府を通じ、今学年度中に基礎教育段階の生徒のために約50万台のClassmate PCを出荷することを発表している。

(Agam Shah/IDG News Service サンフランシスコ支局)

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