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【Net Appli調査】

Webを利用するクライアント数、iPhoneがWindows Mobile端末の1.5倍に

「3Gに対応すれば、さらにユーザーを獲得できる」と調査会社が指摘
(2007年12月20日)

 リリースから6カ月を経た「iPhone」でWebサイトを閲覧しているユーザーの数が、長い歴史を持つWindows Mobile搭載の携帯電話で閲覧している全ユーザー数を上回ったことが、米国Net Applicationsの調査から判明した。

 インターネットに関する各種指標を解析している同社によれば、いずれのプラットフォーム(iPhoneでは専用のMac OS Xが稼働している)も11月のOS全体から見たシェアは小さいものの、Webサイトの閲覧という用途に限れば、iPhoneがWindows Mobileの1.5倍に達した。

インターネットにアクセスするOSのシェア(資料:Net Applications)

 Net Applicationsは、1月に約1億6,000万のビジターを集める監視用サイトから得たデータを集計しており、ここで各ビジターのブラウザのバージョンやOSの情報も入手している。11月の集計では、iPhoneが0.09%を占めたのに対し、Windows Mobileは0.06%にとどまった。この月例リポートにiPhoneの名を見るようになったのは2007年7月からで、初回は0.04%だった。Windows Mobileは、iPhoneの発売以後も11月と同じ0.06%のシェアを保ってきた。

 Net Applicationsでマーケティング担当のバイスプレジデントを務めるビンセント・ビザカッロ(Vincent Vizzaccaro)氏は、「Windows MobileのWebブラウズ・エクスペリエンスを考慮しなければ、この結果は驚くべきものだ。だが、Windows MobileのInternet Explorerは最低限の機能しかなく、ほとんど使い物にならない粗悪品だ。Operaには非常にすぐれたモバイル版があるが、Windows Mobile搭載製品には含まれていないケースが多い」と、メールに記している。

 「一方、iPhoneのSafariはフル機能バージョンである。弱点は、AppleがiPhoneの3G対応版を提供していないことだけだ。iPhoneが3Gに対応し、GPSサービスが始まれば、このシェアはさらに速いペースで伸びるだろう」(Vizzaccaro氏)

 11月にAT&TのCEO(最高経営責任者)、ランドール・スティーブンソン氏は、Appleが2008年中に3G対応iPhoneを製造する予定だと発言した。米国におけるiPhoneの独占提携キャリアである同社は、すでに各主要都市で3G設備を運営しているのと同時に、iPhoneがWebブラウズおよびメール送受信に利用するApple独自のEDGE(Enhanced Data rates for GSM Evolution)もサポートしている。

(Gregg Keizer/Computerworld オンライン米国版)

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