LiMo、携帯電話向けLinux OSのAPIベータ版を公開
「Google Androidとは違う、真のオープン・プラットフォーム」を強調携帯電話向けLinuxの推進団体LiMo Foundationは2月4日、Linuxベースの携帯電話向けソフトウェア・プラットフォームのAPIベータ版を公開した。併せて、その最初のバージョンを3月にリリースすることも明らかにした。同プラットフォームを搭載する機種も、その後すぐに登場する見込みという。
LiMoは、ハードウェアに依存しないソフトウェア・プラットフォームを携帯電話メーカーに提供することを目的とした団体だ。
同APIを公開することで、LiMoは、開発者らに新しいプラットフォーム上で動作するアプリケーションの開発を促すとしている。
LiMoのエグゼクティブ・ディレクター、モーガン・ギリス(Morgan Gillis)氏は、「このプラットフォームをベースにした携帯電話が消費者の手に渡ることが、最も重要なマイルストーンになる」と語った。
Gillis氏によると、LiMo Foundationは携帯電話用ミドルウェアの開発に特化しており、ユーザー・インタフェースやコンテンツ・アプリケーションの選択は、携帯電話メーカーや携帯電話事業者にゆだねているという。
その理由についてGillis氏は、「携帯電話メーカーが、あるプラットフォームに対応する携帯電話の『第1号機』を開発する場合、そのコストは莫大なものになる。もし彼らが、他社のユーザー・インタフェースやコンテンツ・アプリケーションの採用を強いられるとしたら、巨額を投じて新しいプラットフォームを採用しようとはしないだろう」と説明した。また、「Windows MobileやSeries 60が広い支持を得られなかったのはそのためだ」とも語った。
なお、LiMoは、GoogleとOpen Handset Allianceが推すオープン・プラットフォーム「Android」と競合することになるが、Gillis氏は、「AndroidとGoogleコンテンツの関連から見て、Androidも制限を課されるプラットフォームだ」と指摘。LiMoの新プラットフォームは、Androidとは違う、真のオープン・プラットフォームであることを強調した。
LiMoのコードはまだ完成していないが、LiMoの創設メンバーであるMotorola、NEC、NTTドコモ、パナソニック、Samsung Electronics、Vodafoneが販売または配布している携帯電話には対応するという。
また、新しい要素として注目すべきなのがセキュリティだ、とGillis氏は語った。新プラットフォームは、セキュリティ志向の設計になっており、今も改良が加えられているようだ。「携帯電話のセキュリティ分野は今後、急速に発展していくだろう」(Gillis氏)
(Peter Sayer/IDG News Service パリ支局)
























