HP TouchPad用Android、アルファ版のデモ動画が公開|モバイル・デバイス|トピックス|Computerworld

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HP TouchPad用Android、アルファ版のデモ動画が公開

TouchPadでwebOSとAndroidのマルチブートを目指すグループが開発
(2011年08月30日)

 先ごろ、米国Hewlett-Packard(HP)が事業打ち切りを発表したタブレット「TouchPad」に、米国GoogleのモバイルOS「Android」を移植しようとする試みが実を結びつつある。開発者グループが、TouchPad用Androidのアルファ版を同タブレット上で動かすデモの動画を公開した。

 「Youtube」で公開されたこの動画では、カスタマイズされたAndroidがTouchPad上で起動する様子が紹介されている。このOSは初期段階にあり、タッチ操作などの機能は動作していない。TouchPadはOSとして「webOS」を搭載しており、今夏に発売されたばかりだが、売れ行き不振だった。

 このカスタマイズ版Androidは、「Cyanogen」というグループに属するチームが開発した。動画に付けられた説明によると、Cyanogenは、「エンドユーザーがwebOSやCyanogenMod、そのほかのOSの起動を選択できるマルチブート・ソリューションの構築」を目指しているという。

 Cyanogenは、スマートフォン用の各種カスタマイズ版Androidを開発しており、デモ動画を公開したTouchPad用Android「CM7(CyanogenMod 7)」は、タッチパッド向けに手が加えられていると、同グループは述べている。なお、CM7のダウンロード配布は行われていないという。

 CM7のデモ動画公開のニュースは、ブログ・サイト「Rootzwiki」で最初に報じられた。

 AndroidのTouchPadへの移植に関しては、複数の組織がスポンサーとなり、移植に成功した開発者に懸賞金を提供するプログラムを立ち上げている。このプログラムでは現在もスポンサーを募集中で、8月29日時点で懸賞金総額は2,300ドルとなっている

 HPは8月18日にPC事業の売却またはスピンオフを目指す計画と、webOSデバイス(タブレットおよびスマートフォン)事業の打ち切りを発表し、その直後からTouchPadを99ドルからという処分価格で販売。TouchPadはあっという間に売り切れとなった。

 この突然の発表を受け、HPによるwebOSのサポート継続を危ぶむ声が上がったが、HPは、webOSの開発とサポートを継続するとしている。

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