第3四半期のスマートフォン出荷台数、中国が米国を抜いて世界首位に|モバイル・デバイス|トピックス|Computerworld

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【Strategy Analytics調査】

第3四半期のスマートフォン出荷台数、中国が米国を抜いて世界首位に

次の2四半期は中国と米国のシーソーゲーム、その後は中国が首位に定着へ
(2011年11月25日)

 米国Strategy Analyticsが11月23日に発表した調査で、中国が第3四半期に、スマートフォン出荷台数で米国を抜いて世界首位となったことがわかった。だが、次の2四半期は中国がその座を維持するのは難しいもようだ。

 Strategy Analyticsによると、第3四半期の中国のスマートフォン出荷台数は2,390万台となり、米国の2,330万台をわずかに上回った。

 Strategy Analyticsは、第4四半期には米国が首位に戻りそうだとの見通しを示している。クリスマス商戦で販売が伸びると見られるからだ。「次の1~2四半期はシーソー・ゲームになるだろう」と、Strategy Analyticsのディレクター、トーマス・カン(Thomas Kang)氏は11月24日に述べた。「しかし来年には、中国の出荷台数が一貫して米国を上回るだろう。中国市場は四半期ごとに拡大している」

 一方、米国のスマートフォン市場は、売上高ベースでは依然として世界最大だ。米国Appleの「iPhone」のようなハイエンド端末が販売を牽引している。中国のスマートフォン売上高が米国を超えるのは、2~3年後だろうと、カン氏は語った。

 また、2社の調査会社が、米国のスマートフォン市場は台数ベースでも世界最大だと報告しているが、中国との差は小さい。米国Gartner(スマートフォンの出荷台数ではなく、販売台数を調査している)によると、第3四半期の米国のスマートフォン販売台数は2,220万台に達し、中国は2,170万台だったという。

 米国Canalysは先月、第3四半期の米国のスマートフォン出荷台数は、中国を20万台上回ったと報告している。Strategy Analyticsは、Canalysのスマートフォン市場調査では、スマートフォンやベンダーの定義がStrategy Analyticsとは違うかもしれないと述べている。

 Strategy Analyticsは、中国のスマートフォン市場の成長の背景として、中国の小売りチャネルでスマートフォンが入手しやすくなっていることや、iPhoneのようなハイエンド端末について中国の携帯事業者が販売奨励金を出していることを挙げている。また、中国市場で販売されるZTEなど国内ブランドの安価なAndroidスマートフォンも増えている。

 Strategy Analyticsによると、フィンランドのNokiaは今年、スマートフォン販売が大幅に減少しているが、第3四半期の中国スマートフォン市場では、出荷台数シェアで28%を獲得、首位を維持したという。

 「Nokiaは以前から、中国では優良ブランドだ」とカン氏。Nokiaは中国の小売りチャネルで強いプレゼンスを発揮しており、自社製端末用に中国語テキスト・ソフトウェアを提供していることも、中国の消費者にアピールしているという。

 しかし、中国スマートフォン市場におけるNokiaのシェアは、2010年の70%から著しく落ち込んでいると、カン氏は指摘した。Nokiaは、国内ブランドのミドルエンドAndroidスマートフォンとの競争に押されており、競合スマートフォン・メーカー製端末の販売を推進している中国の携帯事業者の存在も、同社にとって逆風になっている。

 また、Appleは、中国でiPhoneの販売を急速に伸ばしており、中国でのシェアは12%と推計されると、カン氏は語った。「Appleのシェアは毎年倍増している」

 Strategy Analyticsによると、第3四半期の米国スマートフォン市場では、台湾HTCが出荷台数シェア24.0%で首位、Appleが20.6%で2位を占めたという。

(Michael Kan/IDG News Service北京支局)

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