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マイクロソフト、Windows 8に“キル・スイッチ”を搭載か

アップルやグーグル同様、悪質アプリは強制削除の姿勢
(2011年12月09日)

 米国Microsoftが今週初めに発表した新サービス「Windows Store」に関するドキュメントの中で、ユーザーのWindows 8搭載デバイスにインストールされたアプリを無効化、あるいは削除できる”キル・スイッチ(kill switch)”を使用する可能性が示されている。

 簡単なコマンドでアプリを停止させたり、削除したりできることからキル・スイッチと呼ばれる同機能は、モバイル・アプリ・ストアではすでにお馴染みの存在だ。AppleやGoogleも、「iOS App Store」および「Android Market」から配信されているアプリに対してキル・スイッチを適用できる。

 MicrosoftはWindows Storeの利用条項において、同社の裁量でキル・スイッチを発動させる意志を明確にした。

 「ユーザーの安全がリスクにさらされた場合、もしくはユーザーが法的な理由からそれを望む場合は、利用者が事前にライセンスを入手または購入したアプリでも使用できなくなったり、コンテンツにアクセスできなくなったりする可能性がある」(同利用条項より)

 MicrosoftがユーザーのWindows 8対応ハードウェアから悪質なアプリを削除した際は、同アプリの購入料金を返還するという。また同社は、アプリだけでなく、アプリが生成するデータもデバイスから消すこともありうると注意を促している。

 「Windows Store、アプリ、または何らかのコンテンツに変更が加えられたり、動作が中断したりしたときは、ユーザーのデータが削除される、もしくは保管していたデータを取得できなくなる場合がある」(Microsoft)

 ただし、マルウェアや悪質な意図の内容が含まれていないかMicrosoftがアプリの委託をチェックし、点検するのかどうか、もしするならどのような方法を取るのかについては明らかにされていない。

 Windowsアプリ認証要件によって、開発者はプッシュ式の通知サービスをアプリに実装すること、アプリと同サービスをリンクさせること、同サービスを使用することを禁じられている。こうしたサービスが、ユーザーのWindows 8システムにアクセスする「ウイルスやマルウェアおよびその他の悪質なソフトウェアを呼びこむ入り口になる」からだ。

 もっとも同社は、前述の要件に関してどういった規制体制を敷くのかに関しては何も語っていない。12月8日に取材を試みたが、こちらも回答は得られなかった。

 Windows Storeの一般公開日もまだ公表されていないが、2012年2月後半にリリースされるWindows 8の第1ベータ版と同時にストアを始動させるつもりだとMicrosoftは述べている。

(Gregg Keizer/Computerworld米国版)

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