ノキア、欧州とメキシコの3工場で約4,000人をレイオフ
アジアへの生産移管を推進、「Windows Phone」端末の投入を加速フィンランドのNokiaは2月8日、アジアへの生産移管を進め、2012年末までに欧州とメキシコの3工場で約4,000人の従業員をレイオフすると発表した。
影響を受ける工場はハンガリーのコマーロム、メキシコのレイノサ、フィンランドのサロにあり、合計8,900人を雇用している。Nokiaは昨年9月にルーマニアのクルージュ工場の閉鎖を発表した際、これら3工場の生産体制についても、2011年末までに検討を行うと述べていた。こうした動きの背景には、同社のアジア工場は生産能力が拡大しており、部品メーカーと距離が近いことがある。
Nokiaが携帯電話生産のアジアへの移管を進める目的は、競争力を高めることにあると、同社は述べている。NokiaはWindows Phoneスマートフォンの投入を推進しており、その一方でSymbianスマートフォンの販売は予想以上のペースで落ち込んでいる。
Nokiaは、Windows Phoneスマートフォン「Lumia」の新市場への投入ペースと、新モデルの発売ペースを加速する計画だと、NokiaのCEO、スティーブン・エロップ(Stephen Elop)氏は先ごろ、2011年度第4四半期決算発表の電話会見で語った。
Nokiaによると、欧州とメキシコの3工場でレイオフされなかった従業員は、「スマートフォン製品のカスタマイズ」を担当するという。このカスタマイズには、特定の携帯事業者向けの少量のスマートフォンに搭載されるソフトウェアのカスタマイズなどが含まれる見通しだと、Nokiaの広報担当者は語った。
Nokiaの2011年度第4四半期決算は、売上高が前年同期比21%減の100億ユーロ(133億ドル)で、最終損益は10億7,000万ユーロの赤字となった。前年同期は7億4,500万ユーロの純利益を計上していた。
Nokiaは現在、多くのライバル企業と同様に、スペインのバルセロナで2月27日~3月1日に開催される「Mobile World Congress 2012」に向けた準備を行っている。同社はこのイベントに関連する記者会見を2月27日に予定している。
(Mikael Ricknas/IDG News Serviceストックホルム支局)



























