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【解説】

ネットブック/UMPCの大研究[2008年冬版]

円高の今がチャンス? 国内で入手できる機種を徹底紹介
(2009年01月10日)

従来のノートPCよりも小型・軽量・低価格の「ネットブック」や「UMPC(Ultra Mobile PC)」が日本に上陸してから1年が経過した。現在はLenovoやNEC、Dell、HPといった大手PCメーカーからも製品が出そろい、ネットブック市場は百花繚乱の様相を呈している。本稿では、国内で入手できるネットブックを中心に、それぞれの特徴や魅力を紹介する。ネットブックを購入される際には、ぜひ参考にしていただきたい。



池田圭一ライター

大手ベンダーもネットブック市場に続々参入

 明るい話題が少ないIT業界において、比較的元気なのがネットブック市場である。もちろん、米国に端を発した金融危機は、世界規模で実体経済へと波及し、工場閉鎖や事業縮小などに追い込まれたIT関連企業も出始めてはいる。しかしながら、世界的な不況も、見方を変えれば、われわれ日本人にとってはチャンスとなる。その1つが、円高によって輸入製品が安く買えるようになったということだ。

 例えば、1990年代半ばに、日本国内でPC/AT互換機市場が一気に拡大したのも、当時の異常なまでの円高によるところが大きかった。現在の市場の状況は当時とは異なるものの、円高によって輸入品の価格が下がり、欲しい製品に手が届きやすくなっているという点では同じである。

 実際、ネットブック市場の先駆者である台湾のASUStek Computer(以下、ASUS)も、2008年11月に「Eee PC S101」を発表した際、円高効果を大々的にアピールした。また、ネットブックの内蔵ストレージとして利用されることの多いSSD(Solid State Disk)なども、国内では急激な値崩れを起こしている。ネットブック購入を考えている人にとっては、今がチャンスだと言えるわけだ。

本稿では、現在国内で入手可能な18機種をリストアップし、そのうち2008年秋以降に登場した製品について、個別に詳細な解説を加えた。なお、本稿でネットブックとして取り上げたのは、重量が1.5kg以下、価格帯が3万〜7万円で、OSにWindows XP Service Pack 3を搭載している機種である。

 また、画面サイズについては、売れ筋製品によってばらつきがあるため、今回は特に制限は設けないことにした。さらに、携帯性に優れ、Webアクセスやメールなど一定の性能を有した低価格の製品を対象としたため、厳密にはネットブックのカテゴリーに属していない製品も含まれていることをご了承願いたい。

▲現在国内で発売されているネットブック製品。色字は2008年秋以前に発売された製品だ(クリックで拡大)
▲現在国内で発売されているネットブック製品(続き:クリックで拡大)
▲現在国内で発売されているネットブック製品(続き:クリックで拡大)

 表内の価格については、ダイレクト販売のみの製品に関しては2008年12月23日時点での最小構成価格(税込み)を、それ以外の製品に関しては実勢価格帯および最安価を掲載した。ただし、期間限定のキャンペーン価格である場合や、為替変動による価格改定が予想されるケースもあるので、あくまでも参考にとどめていただきたい。

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