SAP、2015年までに売上高260億ドルを上回るとの見通しを発表
2011年のソフトウェア収入は全地域で2ケタ成長を記録独SAPは1月25日、2011年度通年決算の売上高および純利益が目標を大きく上回り、同社の40年間の歴史において最高の数字となる予想を明らかにした。2012年に向けて好調なスタートを切った同社は、2015年には同年の売上高の目標である20億ユーロ(約260億ドル)を超えるという強気な見通しを示した。
同社の2012年度におけるIFRS方式に基づいたソフトウェア収入、およびソフトウェア関連サービス部門の通年の収入は、世界中どの地域でもほぼ10~12%アップとなる見込みだという。この高い成長率のうち2%ほどが、クラウドサービスを展開する米国SuccessFactorsの買収によるものだという。
同社は昨年12月、SuccessFactorsを34億ドルで買収すると発表した。この買収により、SAPはクラウドベースの人材管理ソフトウェアと同時に、クラウド市場の専門知識を獲得したことになる。買収取引は2012年第1四半期に完了する予定だ。
12月31日を末日とする2011年第4四半期の売上高は、IFRS方式で前年同期比11%アップの4億5,000万ユーロだった。
同四半期の純利益は前年同期比176%アップとなる12億ユーロに急増したが、これは2010年第4四半期には、元子会社の米国TomorrowNowに対して米国Oracleが起こした訴訟関連費用の準備金が含まれていたためだ。
なお、この裁判は当初、陪審員がSAPに対し13億ドルの賠償金をOracleに支払う判決を下した。しかし2011年9月、連邦判事はこれを覆し、Oracleは2億7,200万ドルの罰金を受け入れるか、新たに提訴するかという選択を与えられた。Oracleはこの件について、まだ意思決定を公にしていない。
第4四半期のソフトウェアおよびソフトウェア関連収入は3億7,000万ユーロで、前年同期比14%増とのこと。ただし、これらの数字はすべて監査前の暫定的なものだという。
SAPは前四半期に500名ものセールスおよびマーケティング・スタッフを追加するなど、GTM(GO-TO-MARKET:市場参入)戦略に対する投資が、今四半期の利益に貢献している。



























