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米ベライゾンB、英国の学術ネットワーク上で100GE光サービスの試験を実施

既存の物理ネットワークを変更することなくアップグレードできることが判明
(2009年05月28日)

 米Verizon Businessは、100Gネットワークの導入に向けた準備として、英国の研究・教育ネットワークである「JANET」を使って100Gbps Ethernet(100GE)光サービスの実証実験を行った。


JANETのトップ・ページにも「100Gbit/s(bps)」の文字が目立つ

 この実験はVerisonとJANETの共同で実施され、英国のロンドンとリーディングとの間に敷設されているVerizonが運営するグローバル・ネットワーク(距離は103キロメートル)上で、100GEの信号を10GEや40GEの光信号と同時に送信できるかどうか、あるいは故意に発生させた信号障害をハードウェアで検知できるかどうかなどを検証した。JANETとは、広帯域幅を必要とする教育および研究プロジェクトをサポートするために英国に構築されたネットワークであり、19の地域ネットワークとバックボーンから構成される。

 この実験は4月に完了し、Verisonは「異なる光信号を同時に送信できることが実証された。つまり、既存の物理ネットワークを変更することなく、現在のネットワークをさらに広帯域にアップグレードできるということだ」と発表している。

 Verizon Businessでは、2010年に、米国内の主要なネットワーク経路を100GEにアップグレードすることを計画している。同社は2007年、100GEの性能をテストするため、フロリダ州タンパからマイアミまでの312マイル(約502キロメートル)で動画のライブ中継を行った。Verizon Businessのグローバル・ネットワーク・エンジニアリング担当副社長であるジョセフ・クック(Joseph Cook)氏は、「今回の実証実験によって、現在の波長を変えることなく、100GEを当社のネットワーク経路上に配備できることがわかった」と語っている

 100GEネットワークを10GE標準の論理的な進化形だと捉えている人は多いが、IEEE(米国電気電子学会)のHSSG(Higher Speed Study Group)は2006年に、“次世代Ethernet標準”として100GEの策定に取り組むことを決定している。さらにHSSGは2007年に、40GEと100GEの両方の伝送速度をカバーする規格を2010年までに開発するという目標を発表している。Ethernet標準化グループが、2つの異なる伝送速度をサポートする規格を策定することに同意したのは初めてのことだ。

(Brad Reed/Network World米国版)

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