オラクル、MS Office向けのODF変換プラグインを有料化
同社による買収前のサン時代には無料だったが……米国Oracleは米国Sun Microsystemsの下で無料提供されていた「MS Office」向けのプラグイン「ODF Plugin for Microsoft Office」を、ユーザー当たり90ドルの有料制にすることを明らかにした。
同ツールを使うことで、Word、Excel、PowerPoint上で、オープンソースのオフィス・スイート「OpenOffice.org」が採用するODF(Open Document Format)形式の文書を編集・保存したりできる。
OpenOffice.orgを開発したのはSunが創設したオープンソース・プロジェクトだが、同社は今年Oracleに買収された。OracleはSunの買収後も引き続き同プロジェクトに資金提供しており、OpenOffice.orgの2つのエディションを製品として販売している。
個人ユーザーや零細企業向けのStandardエディションは1永久ライセンスで49.95ドル、100ユーザー以上のEnterpriseエディションはMicrosoft SharePointコネクタやSDKといったツールが属して1永久ライセンス90ドルとなっている。
OracleのWebサイトによると、ODF/Officeプラグインを注文するには最低でも100ユーザー必要になる。さらに、将来アップグレードを受けたい場合は、1年当たりライセンス料の約22%かかるサポート契約も交わさなくてはならない。
ODFプラグインは、MicrosoftのプラットフォームとODF間に相互運用性を実現することを1つの目的としている。ODFはIBMやEMC、Oracleなどのメンバー企業からなるロビー活動団体ODF Allianceによって支持されている。
本件についてOracleの広報担当者にコメントを求めたが、本稿執筆時には回答を得られなかった。
(Chris Kanaracus/IDG News Serviceボストン支局)
























