スマートフォンの管理は“悪夢”と化す
「モバイル・デバイス管理」がモバイル利用の最大懸念事項にIT部門にとって、スマートフォンやモバイル・デバイスの管理は“悪夢”となりつつある。デバイスのOSはユーザーごとにまちまちであり、電子メールやビデオ会議、その他広範な種類の社内アプリケーションにアクセスすることが望まれるようになったからだ。
「Interop Las Vegas」で、ワイヤレス/モバイル関連の課題を扱うパネルディスカッションに参加した米国Gartnerのワイヤレス担当アナリスト、ポール・デビーシ(Paul DeBeasi)氏は、「ITマネジャーが、モバイル社員に『Dell Latitude』と『BlackBerry』を渡せば準備完了であった時代には、比較的管理も楽だった」と述べる。
「だが、今や携帯電話はまるで小型のコンピュータであり、主要プラットフォームだけでも6つ――BlackBerry、iPhone、Android、Palm、Windows Mobile、Symbian――が存在することで、事態はさらに複雑化している」と話すのは、テクノロジー・ライターで、米国Ziff Brothers Investmentsのテクノロジー戦略担当シニア・バイス・プレジデントでもあるマイケル・ミラー(Michael Miller)氏だ。
「突如、6つのモバイル・プラットフォームを手にした我々は、どれをサポートするのかを決定しなければならなくなった」(ミラー氏)
モバイル・デバイスで電子メールを扱えるようにすることは、比較的容易だ。だが、ユーザーはあらゆる種類の社内アプリケーションにアクセスできることを望んでいる。
「社内アプリケーションを、すべての(モバイル)プラットフォームに対応させることは容易ではない。我々は、WindowsデスクトップやノートPCで使えるアプリケーションを書くことには慣れている。だが、常時接続を前提としたモバイルの世界では何が起こるだろう? Windows 7が動作する(iPhoneやBlackBerryのような)デバイスは存在しないし、そのようなデバイスは誰も望まないだろう」(ミラー氏)
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