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グーグル、無料の広告管理サービス「Google Ad Manager」を発表

Webサイト広告の管理に伴う複雑な作業を簡略化
(2008年03月14日)

 米国Googleは3月13日、Webサイトの広告枠販売管理を支援する無料のホステッド・サービス「Ad Manager」を発表した。


Google Ad Managerの管理画面

 すでに数社がテスト済みという同サービスは、Webサイトに広告を配置する作業を効率化し、広告の消費者への到達度合(クリック・スルーレートなど)や、広告主がこれらのクリックに支払った売上高などを詳述したパフォーマンス・リポートを生成するもの。

 Googleによると、Ad ManagerのねらいはWebサイト広告の管理に伴う、在庫確認や収益率の高い広告の選定といった複雑なワークフローを簡略化することにあるという。同サービスはGoogleのサーバでホスティングされ、Webサイトのパブリッシャーはブラウザを使って同サービスにアクセスすることができる。

 Ad Managerの特徴は、パブリッシャー自身で広告を販売したり、売れ残った広告枠を埋めるのに利用したりできる柔軟さにある。他の広告プレースメント・ネットワークと並行してAd Managerを利用することも可能だ。

 また、Webサイトのコンテンツにマッチするテキスト広告を配信する機能や、広告のターゲットを特定ユーザーに絞る機能などを装備し、ユーザーのドメイン、Webブラウザのブランド、使用言語、OS、インターネット接続の利用可能帯域幅などに基づいて広告を配信することができる。

 Ad Managerは同日からベータ・テスト段階に入り、パブリッシャーの参加受付を開始している。GoogleはAd Managerのサービスを無料で提供し、同社の広告技術を利用するパブリッシャーの輪を広げるとともに、彼らから徴収する手数料によって収益を得るという。

 Googleが2007年4月に31億ドルで買収した米国DoubleClickをはじめ、他のオンライン広告専門会社も大企業向けのプレースメント/管理サービスを展開しているが、Ad Managerの対象は主に中小規模のパブリッシャーになるという。欧州の規制当局は今週初めにGoogleのDoubleClick買収を承認している(関連記事)。

(Jeremy Kirk/IDG News Service ロンドン支局)

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