ヤフーがOpenSocialを支持――グーグル、マイスペースと共同で支援団体を設立へ
「オープンでフリー」を目指し、仕様をCreative Commonsライセンスで公開する方針米国Yahoo!、Google、MySpaceの3社は3月25日、非営利団体OpenSocial Foundationの設立で合意したと発表した。団体設立の目的は、Googleが2007年11月に発表した「OpenSocial」プラットフォームを、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)向けアプリケーションを開発するためのコミュニティ主導型の中立な仕様として推進することだという。
GoogleのOpenSocialプロジェクトは、SNSサイトで利用可能なアプリケーションの開発用に共通APIを提供することで、開発および導入作業の簡素化を目指している。MySpaceは、発表当初から同プロジェクトを支持しているが、ついにYahoo!も支持を表明することとなった。
Yahoo!プラットフォーム担当バイスプレジデントのウェード・チェンバーズ(Wade Chambers)氏は今回の決定について、次のように語った。「OpenSocialが発表されて以来、このプロジェクトの進展状況や、このプラットフォームを採用しているサイトや開発者の多さに感銘を受けてきた。当社はコミュニティ主導型の仕様の支持を信条としている。OpenSocialは技術革新を促し、Webを多くのユーザーにとってより有用で楽しいものにすることができるだろう」。ただしYahoo!は、自社のサイトでOpenSocialをどのように使用するかについてはコメントを控えている。
OpenSocial Foundationは、今年7月1日までに設立の手続きを完了する予定だ。すでに公式Webサイト「OpenSocial.org」が開設され、今後、同サイトで仕様の最新版や各種リソースへのリンクを提供するほか、他社にもプロジェクトへの参加も呼び掛けていく方針という。
Google製品管理担当ディレクターのジョー・クラウス(Joe Kraus)氏は、OpenSocial Foundation設立の目的を、「OpenSocialが1社の企業に支配されることなく、オープンでフリーなプラットフォームであり続けるよう支援することだ」と説明している。同氏によると、OpenSocialの仕様はCreative Commonsライセンスに基づいて公開され、Yahoo!、Google、MySpaceの3社はOpenSocialプロジェクトに関連して取得した特許については主張しないことに同意しているという。
(Grant Gross/IDG News Serviceワシントン支局)



























