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開発者ブログで明かされた、ノキア製デバイスに「Android」を搭載する“ワザ”

開発者らは「Androidの実用化に大きく貢献した」と評価
(2008年07月08日)

開発者やユーザーがAndroidをデバイスに搭載する技術情報を交換するWebサイト「Internet Tablet Talk

 米国Googleが開発中の携帯電話向けOS「Android」を、Nokia(フィンランド)の携帯端末「N810」上で稼働させる簡単な方法が、複数の開発者により明らかにされた。

 これは、主に開発者がAndroidをデバイスに搭載する技術情報を交換するWebサイト「Internet Tablet Talk」上で明かされた。ある開発者は7月1日、同サイトに「Nokiaの『N800』シリーズでAndroidを動作させると何か問題が起こるか? できれば検証のための検証を行うような手間のかかることはしたくない」と記入した。

 これに対して他の開発者は「特に問題はない」と答えている。つまり、将来的には同デバイスにAndroidを搭載し、同OS向けに開発されたアプリケーションを利用できるようになることを意味する。もちろん、Androidはオープンソースであり、N810もオープンソース対応だ。

 多くの開発者は、この発見に胸を躍らせているようだ。同サイトに掲載された手順に従い、N810にAndroidを搭載したモバイル開発者のマイク・ロウェル(Mike Rowehl)氏は、「実際のデバイスを用いて行うテストは、エミュレータ上でのテストとはまったくの別物だ」と述べている。

 Rowehl氏は今回の発見について、オープンソース・モデルの成功を示す重要な出来事だと指摘した。

 「多数のプロジェクトが活発に展開され、すでに十分な実績のあるオープンソース・プラットフォームを利用できるようになったことで、開発者はAndroidを物理的なハードウェア上ですぐにでも動作させる術を手に入れた」(Rowehl氏)

 N810では「Maemo Linux」が稼働しており、AndroidはLinuxをベースにしている。ほとんどの携帯電話はプロプライエタリなOSを搭載しているため、これまでは開発者もユーザーも簡単にOSを交換することができなかった。もっともAndroidは未完成のOSであり、同OSが動作する携帯電話の実機は、現時点では存在しない。

 なお2008年4月にも、開発者らが「elinux.org」サイトに、AndroidをNokiaのタブレット製品に搭載する方法を投稿していた。しかし、この方法はきわめて複雑なものだった。


ノキアの「N810」。北米では2007年11月に発売されたが、日本では(今のところ)未発売だ

(Nancy Gohring/IDG News Serviceシアトル支局)

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