グーグルのソーシャル仮想世界ツール「Lively」に寄せられた評判
ベータ版のWindowsのみの対応や安定性に不満。アニメ風デザインには賛否両論米国Googleは7月8日、Webサイト上でソーシャルな仮想世界を作成するためのツール「Lively」を発表し、公開ベータ・テストを開始した。米国Linden Labの「Second Life」のようなアバター(ユーザーの分身キャラクター)やサイバールームの作成機能、アニメ風のデザインなどに、発表直後から多くの評価が寄せられている。
Mikael Ricknas
IDG News Serviceストックホルム支局
GoogleはSNSなど各種インターネット・サービスとの統合を強調
今回公開されたLivelyのベータ版はWindows(VistaまたはXP)のみをサポートし、Webブラウザの「Internet Explorer」および「Firefox」を介して操作する。また、13歳以上という年齢制限がある。
Second LifeのGoogle版とでも形容できるLivelyだが、Googleが重要視しているのは、インターネット上の各種サービスとの統合機能だ。同社エンジニアリング・マネジャーのニニアン・ワン(Niniane Wang)氏によると、ユーザーが作成した部屋は、Webサイトやブログに埋め込むことができるという。
また、部屋を「MySpace」や「Facebook」のようなSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のユーザー・ページに統合することも可能なほか、仮想テレビや画像フレームの中で「YouTube」の動画を再生したり、写真を展示したりすることも可能になっている。
Wang氏によると、Livelyプラットフォームの着想は、現在のSNSで、「動き」があまりにも少ないという認識から生まれたという。Livelyの目的は、言葉や3Dグラフィックス、ジェスチャーなどを使ったユーザー同士の交流を促すことにあるという。Wang氏は、ユーザーが部屋を作る際に選んだ家具を見れば、その部屋の持ち主がどのような人物か想像できるし、例えば、画面に「抱擁」というテキストを表示するよりも、キャラクターが抱擁するアニメーションを見せたほうがより感動的だと語っている。
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